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高温乾燥下でも活着に優れるカリフラワーのスーパーセル苗

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0717404 更新日:2025年1月17日更新

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スーパーセル苗は徳島県で初めて開発されたとされており、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科野菜の育苗技術として、他県や農業雑誌等で特性や利用方法が報告されています。

 


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スーパーセル苗は、128穴セルトレイを使用して追肥せず水だけで55~65日かけて育成します。

育成したスーパーセル苗は慣行苗と比較して葉の緑色が薄くなり、草丈は慣行苗と同等かやや大きくなります。

 


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スーパーセル苗は、ネキリムシ被害株率が慣行苗より低く、虫害に強いことが確認されました。

 


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スーパーセル苗は、定植後に降雨がなくても慣行苗より活着率が高く、干ばつ害に強いことが確認されました。

 


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スーパーセル苗は、慣行苗よりも出らい期や収穫期間が数日遅くなりますが、慣行苗と同等の収量性であることが確認されました。

 


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スーパーセル苗は、天候不順が続いた際に水だけで育苗を続け天候の回復を待って定植することが可能です。

また、慣行より前に一斉に播種し、スーパーセル苗を育苗しておけば、順次、計画した定植日に定植していくことも可能となります。

スーパーセル苗は従来の育苗法よりも育苗日数が多くなるデメリットがありますが、近年はタイマーなどで給水を自動化した簡易底面給水育苗装置などが開発され、この装置を利用することで育苗作業の軽減が図られます。

 


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農業総合研究所 中山間地農業技術センター

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