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子実用トウモロコシの栽培利用技術開発の取組み

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0537065 更新日:2022年11月17日更新
近年価格が高騰する輸入濃厚飼料の代替として、また飼料自給率の向上や耕地の効率的利用に向け、国内で生産される子実用トウモロコシが新たな転作作物として注目されています。子実用トウモロコシは、トウモロコシの子実のみを利用する子実トウモロコシとトウモロコシの雌穂を利用するイアコーンに分けられます。畜産研究センターでは、子実用トウモロコシの栽培利用技術について以下の研究に取組んでいます。

子実用トウモロコシ区分

​【研究1】子実トウモロコシの品種比較試験

いくつかの品種を用いて水稲や大豆の栽培管理作業と競合せず、子実の収量性が高い品種を選定しています。また、10月20日には村上市で子実トウモロコシの収穫実演会が開催され、栽培から収穫までの流れを紹介しました。新たな転作作物として耕種農家での子実トウモロコシの取組みが広がりつつあります。

トウモロコシ雌穂の病害虫被害程度調査  トウモロコシ雌穂の病害虫被害程度調査

村上市での収穫実演​ 村上市での収穫実演

【研究2】イアコーンの栽培収穫および給与実証試験

イアコーンとは、トウモロコシの雌穂(子実、芯、外皮)部分を指します。当センターでは、国の研究機関と連携し、イアコーンを収穫する際の専用アタッチメントであるスナッパヘッドの改良やイアコーンの栽培、イアコーンサイレージの家畜への給与、二次発酵の抑制方法についての研究を行っています。また、今年度は新発田市で栽培や給与の現地実証試験を行い、農家の皆さんとも協力しながら研究を進めています。

センター内での収穫作業 ​センター内での収穫作業

新発田市での収穫作業​ 新発田市での収穫作業

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