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1番草の牧草収穫が始まりました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0401127 更新日:2021年6月7日更新
 畜産研究センターでは、飼育する試験研究用の牛に給与するため、約27ヘクタールの畑で牧草やとうもろこしなどの飼料作物を栽培しています。また生育状況や収穫量を調査し、新潟県の気候に適した品種を選定する試験なども行っています。
 牧草は、おおむね5月、7月、9月の年3回収穫し、その年の最初に収穫したものから順に1番草、2番草、3番草と呼ばれます。今年も5月上旬から、1番草の収穫作業が始まりました。4月に気温が低く雨の続く時期があったため、昨年よりも2週間程度遅い作業開始となりました。
「モアー」による刈取り作業
「ロールベーラー」による梱包作業
梱包されたロールベール
「ラッピングマシン」によるフィルム巻き作業
 草地での牧草収穫は、刈り取り、反転、集草、梱包、ラッピング、積み込み、という手順で作業を行なっていきます。最初に「モアー」と呼ばれる機械で牧草を刈り倒します。そして、「ロールベーラー」という機械を使って、牧草を円柱状に梱包します。梱包した牧草は、「ラッピングマシン」と呼ばれる機械を用いてビニールフィルムで巻きます。
 梱包したロールの重量は1個300キログラムにもなります。作業を行ったこの日は、200個ほどのロールを収穫し保管場所まで運びました。センターでは、例年1,500~2,000個程度を収穫して利用しています。今年も牛がよく食べる質の良い牧草が収穫されるよう、天候を見ながら安全第一で作業を行っています。
この日は200個ほどを収穫しました
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