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ニイガタFarms(令和4年2月号):こだわりのえちご味噌「三十六(みそろく)」
酒米麹を使ったこだわりのえちご味噌「三十六(みそろく)」(長岡市)
長岡市山本地区の鈴木 至門(すずき しもん)さんが提供する、味わいの違う味噌を紹介します。酒米の五百万石(ごひゃくまんごく)、越淡麗(こしたんれい)、山田錦(やまだにしき)の米麹と長岡市産大豆を使っています。
三十六の商品ラインナップ
鈴木さんは、春から秋は野菜を生産しながら義父の米づくりも手伝っており、冬は味噌を仕込んでいます。
味噌造りを開始して3年目になり、修行した地元摂田屋(せったや)の名店「味噌星六(ほしろく)」と同じ工程で作っています。しかし、味噌の味は、同じ工程でも作り手や蔵によって変わることから、満足のいく味に近づけていきたいと頑張っています。
毎年、1月になると米麹づくり、味噌の仕込みを開始し、新味噌は10月頃に出来上がります。
米麹づくり(麹と酒米を混合)
味噌づくり(蒸し大豆と米麹等を混合)
年内に出荷する新味噌には、ワインの新酒ボジョレーヌーヴォーにちなんで「Nouveau」(フランス語で「新しい」という意味)のラベルを貼り販売しています。
米麹の原料に酒米を使うことでオリジナリティーを出しており、香りがフルーティーであっさりとした甘みのある味噌に仕上がっています。3品種の酒米を米麹に使った味噌を品種ごとに商品化していますので、ぜひ食べ比べてみてください。
えちご味噌 三十六(みそろく) ※店舗・商品に関するお問い合わせはこちらへ
- 所在地:〒940-0805 新潟県長岡市浦瀬町12−1
- 電話番号:0258-44-7188
- 販売先:JA越後ながおか なじら~て東店、新潟直送計画
なじら~て東店での販売の様子