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【地域の普及活動】魚沼農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494115 更新日:2023年5月23日更新

魚沼農業普及指導センターの取り組みを紹介します

ユリ切り花の100年継続産地に向けた取組

 国内有数の魚沼市のユリ産地を維持・発展させるため、農業者及び関係機関が一体となった「産地の維持・発展に向けた担い手を考える会」を開催し、話し合いを定期的に行っています。新たな担い手の確保・育成、及び受入体制の整備を進めるため、参加者全員が役割分担して取組を具体化しています。

話し合いの様子(意見の分類・共有)

話し合いの様子(意見の分類・共有)

 

話し合いの様子(産地の10年後の姿を検討)

話し合いの様子(産地の10年後の姿を検討)

 

 早速、4月から担い手の育成に向けた「ユリ農業塾」が開催され、新たな取組が始まりました。併せて、組織化や生産基盤の整備等による経営体質の強化も検討しながら、「魚沼版担い手確保のしくみ」づくりを支援していきます

ユリ農業塾(塾長による講義)

ユリ農業塾(塾長による講義)

2023年5月
坂井 孝

法人等の担い手への経営継続、継承支援について

 魚沼市の農業法人は、令和4年末現在で39法人あり、地域の担い手として位置付けられていますが、近年、構成員の高齢化や作業従事者の減少により、経営の継続、継承が課題となっています。

 そこで、魚沼農業普及指導センターでは、主要な法人、担い手に対してヒアリング、経営分析等を行い、個別相談や研修会等を通じて支援してきました。

農業における経営継承研修会の開催の様子
農業における経営継承研修会の開催(2月3日)

 今後はさらに担い手間連携の検討を予定しており、持続的な経営体育成に向けて支援していきます。

2023年2月
坂井 孝

 

良質生乳生産に向けた支援活動

 魚沼市内には現在10戸の酪農家がおり、魚沼農業普及指導センターではその中から重点指導農家を選定し、良質生乳生産を支援しています。
 今年度は搾乳手順の変更、送風機増設による飼養環境の改善、搾乳機器変更による搾乳環境等の改善提案を行い、重点指導農家3戸のうち2戸で生乳品質が改善しました。

 今後も、乳質がなおいっそう向上するよう、酪農家への支援を継続していきます。

換気扇が増設され、飼養環境が改善された牛舎の写真
換気扇が増設され、飼養環境が改善された牛舎

2022年11月
荒木 創

 

「販売高1億円チャレンジ品目研修会」の開催

 魚沼農業普及指導センターでは、園芸品目の新規生産者確保を目的に、JA北魚沼とともに販売高1億円チャレンジ研修会を開催しています。

 研修会は年6回の開催を予定しており、魚沼地域で1億円産地を目指している品目ほ場を巡回し、魚沼農業普及指導センターとJA北魚沼が栽培概況等を説明します。品目は、たらの芽・うるい・ふきのとう・スイカ・カリフラワーの5品目です。

 第1回は6月22日に開催し、ほ場整備地区の農業者等13名の参加があり、室内で5品目の概略説明のあと、山菜とスイカほ場を巡回しました。第2回は7月22日に開催し、農業者等13名が参加し、カリフラワー育苗ハウス、スイカほ場、南魚沼市のスイカ選果場の3箇所を巡回しました。この研修会は、参加者が本格的な栽培を始める前に、生育段階に応じて何回もほ場を視察し、栽培から出荷までの流れを勉強できるように計画しました。

第1回目の研修の様子の写真
第1回目の研修の様子

 栽培技術や収穫・調整までの作業体系を身につけるには時間を要するため、導入だけでなく安定生産が可能となるまで、今後もフォローしていきます。
 次回は8月30日に開催する予定です。

2022年8月
野本 英司

 

 

 

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