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【地域の普及活動】新発田農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494106 更新日:2023年3月13日更新

新発田農業普及指導センターの取り組みを紹介します

農村文化の伝承活動

 阿賀野市分田(ぶんだ)地域に古くから伝わる「ほうき」に着目して、地域で製造技術を有する なりわいの匠 の技術と製品を継承するために、新発田農業普及指導センターでは、「なりわいの匠 技能伝承研修会~ほうきづくり体験~」を令和5年1月18日に開催しました。

 当日は、平成20年に県からなりわいの匠として認定を受けた阿賀野市の佐藤マスさんを講師に、近隣の消費者や若手女性農業者、農村地域生活アドバイザーなど30人集まり、作り方を学びながら世界に一つだけのマイほうきを作り上げました。

 現在、ほうきづくりの技能は、地域の若手女性農業者にも受け継がれ、実習補助ができるほど、ほうきづくりの技術研鑽を積まれています。また、研修会を共催した北蒲原(きたかんばら)農村地域生活アドバイザー連絡会では、今後、ほうき草の栽培からほうき製造までのプロジェクト活動を行う予定です。

原料のホウキモロコシの写真
原料のホウキモロコシは3メートルにも成長

みごぼうきの写真
手始めに、みごぼうき

座敷帚の写真
目指すは、座敷帚

 今後も新発田農業普及指導センターでは、地域の伝統技術を継承する「なりわいの匠」の掘り起こしや活躍の場づくりへの支援を行っていきます。

2023年3月
伊藤 和美

 

小麦の生育順調

 阿賀野市笹神地区で、10月中旬に令和5年産の小麦(ゆきちから)25haがは種されました。令和4年産より約10ha面積が増え、管内では最も小麦の作付けが多い地区となっています。

 令和4年産は、穂数不足の影響で作柄は不良でした。そこで、新発田農業普及指導センターでは「秋期追肥」を重点的に指導し、小麦生産者の皆さんが10月下旬までにそれを実践したことで、早期から良質な茎が確保され、現在は順調に生育しています。

 県産小麦は実需者、消費者からも注目されています。今後も越冬後の管理等、生産者に技術情報を提供するなど、実需者、消費者の期待に応えられる小麦の生産を支援します。

順調に生育する「ゆきちから」の写真
順調に生育する「ゆきちから」

2022年12月
小池 利幸

 

水田での飼料用トウモロコシ生育順調

 今年度、水田における飼料用トウモロコシの収量向上に向けた実証を、新発田市豊浦地区の稲作法人ほ場で実施しています。
 排水対策、適正栽植密度の確保(欠株の防止)、的確な雑草防除の三点を重点に取り組んだ結果、8月末現在、順調に生育しています。
 9月の収穫後に収益性を検討することとしていますが、水管理の手間がかからないなど大幅な労力削減も期待できるため、この法人では来年度、本格導入する意向です。

刈取り間近の飼料用トウモロコシの写真
刈取り間近の飼料用トウモロコシ

2022年9月
山際 和弘

 

新発田のアスパラガス、夏秋どり始まる

 県内一の出荷量を誇る新発田のアスパラガスは、「太い・甘い・柔らかい」の三拍子が揃い好評です。新発田では「春どり+夏秋どり」の立茎栽培により、春から秋まで収穫が続きます。これからは夏秋どりの夏芽をお楽しみください。

収穫が近いアスパラガスの写真
収穫が近いアスパラガス

 新発田農業普及指導センターは、栽培管理の技術指導に加え、JA北越後や新発田市と連携して産地の維持発展に向けた取り組みを行います。

2022年6月
渡邉 勧

 

 

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