ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

【地域の普及活動】長岡農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494114 更新日:2025年3月13日更新

長岡農業普及指導センターの取り組みを紹介します

飼料費低減のため稲WCSの活用を推進しています

 今年度から長岡で勤務している、畜産担当の水落です。

 酪農経営は飼料価格の高止まりにより厳しい状況におかれています。そのため、稲発酵粗飼料(稲WCS)など自給粗飼料の活用による飼料費の低減対策が取り組まれています。

 

画像_品質の確認と成分分析用サンプルを採取
品質の確認と成分分析用サンプルを採取する様子

 

画像_稲WCSの採食状況を確認
​稲WCSの採食状況を確認する様子

 

 普及センターでは、収穫された稲WCSが有効に活用されるよう、品質の確認や給与についてアドバイスしています。

 

2025年3月
水落 栄一

 

▼稲発酵粗飼料(稲ホールクロップサイレージ)について
 稲発酵粗飼料(稲WCS)とは、稲の実が完熟する前に、実と茎葉を一体的に収穫し、乳酸発酵させた飼料のこと。稲ホールクロップ・サイレージとも呼ばれます。水田の有効活用と飼料自給率の向上に資する飼料作物として、作付面積が拡大しています。(農林水産省ホームページより抜粋)

長岡地域のさといも「里うさぎ」出荷目合わせ

 JAえちご中越里芋生産部会では、夏場における水管理等を徹底したこともあり、多くの生産者が昨年よりも作柄が良好でした。

 11月1日に出荷目合わせ会を開催し、各規格の品質を確認しました。

 

画像①_形状を確認する部会員
​形状を確認する部会員

 

 部会では、産地ブランドである「里うさぎ」の普及と販売促進に力を入れている中、11月下旬に市内小中学校の給食への提供、イベントでの芋煮の販売等を通じて、さらなる知名度向上に取り組んでいます。

 

画像②_A品規格にはブランド名「里うさぎ」
​A品規格には産地ブランド名「里うさぎ」

 

 普及指導センターは、今後も品質向上への支援を継続していきます。

 

2024年12月
前川 稚香子

 

長岡地域の野菜産地の拡大に向けて

 令和6年度から新採用で野菜担当になりました笹﨑 宣貴と申します。
 現在は、「えだまめ」を中心に長岡地域の野菜ほ場巡回に同行し、先輩普及指導員や農業者の方々から日々助言をいただきながら、いち早く生産現場の戦力になれるよう活動しております。

 

画像_えだまめの圃場巡回をしている様子
​えだまめの圃場巡回をしている様子


 当センターでは、園芸産地の拡大を目指し、大規模園芸産地の育成やブランド化支援、担い手支援等を行っております。
 農業者の皆様に親身に寄り添える普及指導員になれるよう日々努めて参ります。

2024年6月
笹﨑 宣貴

 

​普及指導員とは
農業者の皆さんに直接接して、農業技術の指導を行ったり、経営の相談に応じたり、農業に関する情報を提供したりすることを専門としている県の職員です。

スマート農業の普及・拡大に向けて

 5月17日に、管内の農業高校生と生産者を対象とした、スマート農業体験・見学会を開催しました。

 

スマート農業体験・見学会の様子
​スマート農業体験・見学会の様子
(長岡市中之島(なかのしま)のほ場にて)

 

 本見学会は、最新鋭のスマート農業への知見集積を促し、高校生の就農意欲醸成や生産者の営農意欲向上を目的とするものです。今年度は、スマート農機等を取り扱う複数メーカーを講師として招き、実際にロボットトラクターやロボット田植え機等による実演を行いました。

 参加者は、メーカーによるスマート農業機械等の説明を熱心に聞き、機械の特徴等について質問するなど、自発的にスマート農業への知識を深めていました。最も関心の高いスマート農機はロボット田植え機で、実際に体験することにより驚きを感じていました。

 秋にも収穫に係るスマート農業見学会を予定しており、今後も労力負担軽減や品質・収量の安定化につながるよう、スマート農業の導入を支援していきます。

2024年5月
宮島 麻岐

​​

 

 

地域の普及活動へ戻る

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ