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【地域の普及活動】長岡農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494114 更新日:2023年10月5日更新

長岡農業普及指導センターの取り組みを紹介します

暑さに負けず頑張っています!

 今年度から新採用として畜産担当になりました、森橋 央佳と申します。

 今年は、例年になく暑い夏でした。乳牛の暑熱による乳量低下、食欲停滞、熱中症等を防ぐために、畜舎内の温度を見える化することができるサーモグラフィーを用いて温度を計測しました。

 

サーモグラフィーで計測した牛の体表温度
​サーモグラフィーで計測した牛の体表温度

 

実際の牛の写真
​実際の牛の写真

 

 牛舎内の温度は上昇し、牛たちの体表温度は40度を超えていました。畜産農家の生産性の向上を図るための暑熱対策として、遮光率の高い寒冷紗(かんれいしゃ)の設置、通路の熱を持ったもみ殻の撤去や水飲み場の増設等の改善提案を行うことができました。

 今後も現場をよく見て、知識を深め、信頼される普及員になれるよう尽力して参ります。

2023年10月
森橋 央佳

▼寒冷紗とは

  化学繊維の束を布状に織ったもの。通気性があり、作物に直接かけて利用できる。
  保温、 防霜、遮光、遮熱、地温上昇、害虫の飛来予防などの効果を持つ。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

 

異常気象に負けない長岡地域米の品質向上に向けた取組

  令和4年度、長岡農業普及指導センター管内のコシヒカリの1等級比率は76.8%と平年を上回ったものの地域間差が大きく、一部地域では1等級比率が10%を下回りました。

 このため、令和5年度、長岡農業普及指導センターでは関係機関と連携し、品質向上重点指導地区の設定や生育調査ほ場に設置した看板による情報提供等を行っています。

 

生育調査ほ場の看板を利用した中干し適期の周知
生育調査ほ場の看板を利用した中干し適期の周知

 

中干しの適期実施に向けた現地研修会の開催
中干しの適期実施に向けた現地研修会の開催

 

 地域の農業者に対し基本技術の確実な実践にむけた指導を徹底し、長岡地域米全体の品質向上を目指します。

2023年7月
中嶋 健一

 

4Hクラブ「ポマト倶楽部」の活動を支援しています

 長岡の4Hクラブ「ポマト倶楽部」は、長岡市、見附市、小千谷市の若手農業者など男女25人が在籍し、クラブ員同士の交流や栽培技術の向上、消費者交流等の活動を行っています。長岡農業普及指導センターでは、クラブ運営や活動の支援をしています。

 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、3年ぶりにサツマイモ収穫体験を実施しました。あいにくの雨でしたが子育て世代を中心に多くの消費者の参加があり、好評でした。

サツマイモ収穫体験の様子の写真
サツマイモ収穫体験の様子

 令和5年度の活動もすでに始まっています。クラブ活動が有意義なものとなるよう、これからも支援していきます。

2023年4月
宮島 麻岐

▼4Hクラブ(農業青年クラブ)とは

若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したものです。
(農林水産省ホームページより一部抜粋)

 

見附市にら産地の取り組み

 見附市では、園芸導入・拡大を進めるため、令和2年度から、にらの1億円産地化を推進しています。当初の生産者12名、栽培面積0.7ヘクタールから、現在は生産者24名、栽培面積が4.1ヘクタールとなりました。

 にら生産では、外葉除去作業が全労働時間の8割を占め、熟練した技術が求められます。そこで、長岡農業普及指導センターでは、効率的な調製手法の習得を目指し、9月20日に研修会を開催しました。11名の参加者からは、調製道具等の配置や作業の流れについて質問や意見が出され、今後の作業改善が期待されます。

調製作業研修の様子の写真
調製作業研修の様子

 見附市にら産地の取り組みをこれからも支援していきます。

2023年1月
松岡 竜邦

 

 

 

 

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