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【地域の普及活動】巻農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494110 更新日:2025年4月17日更新

巻農業普及指導センターの取り組みを紹介します

販売額1億円アップを目指して園芸産地育成を進めています

 巻農業普及指導センターでは、令和元年度から6年間、JA新潟かがやきや新潟市等と一体となり、販売額1億円アップを目指す園芸産地(8品目:大玉すいか、抑制作型メロン、かんしょ、えだまめ、たまねぎ、ミニトマト、いちじく、切り花)の育成に取り組んできました。

 令和6年度は、新たに園芸に取り組む農業者を増やすため、大区画水田を利用したたまねぎ栽培の導入研修会や若手農業者を集めた切り花の現地見学会を開催しました。

 

大区画水田でのたまねぎ導入研修会
​大区画水田でのたまねぎ導入研修会の様子

 

切花研修会
​ストック切り花生産の現地見学会の様子

 

 さらに、いちじく塾(塾生10人・9回)や切り花塾(塾生6人・8回)を開講し、新規導入者の技術習得を促しました。

 また、園芸生産技術の向上や省力化や効率化を進めるため、かんしょやえだまめの新品種の特性調査、すいかの重要病害やいちじくの微小害虫の防除技術の実証を行い、様々な先進技術の導入や定着を図りました。

 この6年間、目まぐるしく変化する気象や社会情勢にも影響され、目標達成が叶わない産地もありましたが、園芸農家と関係者のたゆまぬ努力により、大玉すいか、抑制作型メロン、いちじくでは当初掲げた目標販売額を達成することができました。

2025年4月
近藤 康子

日々精進

 今年度から巻農業普及指導センターで、担い手育成と花き技術指導を担当している土田です。

 先日、富山県砺波(となみ)市で開催された「大規模施設園芸経営体の視察研修会」に参加してきました。しばらくの間、普及から離れていたので、新鮮な気持ちで参加しました。

 業務のデジタル化に対応していくには、若手職員に助けてもらうことも多い年齢になりましたが、現地指導の場面では若手職員をしっかりサポートできるよう、これからも自己研鑽に努めたいと思います。

 

画像_360万本のチューリップ生産ほ場は圧巻でした
​60万本のチューリップ生産ほ場は圧巻でした

2025年1月
土田 信弘

 

果樹担当普及指導員としての取り組み

 巻農業普及指導センターにおける果樹担当の主な業務としては、かき・いちじく・ぶどう・ももの高品質安定生産に向けた栽培指導や病害虫の発生予察調査などがあります。

 特に、病害虫調査は、角田(かくだ)山麓に広がるかき団地で問題となっているフジコナカイガラムシの適期防除に向けた薬剤散布時期を決定するための重要な業務です。以前は問題にならなかった虫ですが、近年は秋の収穫期など、思いもよらない時期に発生のピークが来るため、生産者やJA職員と連携して課題解決のための取組みを行っています。

かきを汚す“犯人”フジコナカイガラムシ
かきを汚す“犯人”フジコナカイガラムシ

 

2024年10月
吉川 貴子

 

作物普及員としての取り組み

 令和5年度に採用され、作物担当として稲・大豆・麦の栽培指導や情報発信を行っています。担い手への農地集積が進む中、特に今年は、水稲直播栽培等の省力的な技術の普及に力を入れています。

 生産者の方々とともに、収量・品質の安定した作物生産に向け取り組んでいきます。

 

巻画像_水稲直播栽培研修会の様子
​水稲直播栽培研修会の様子

 

2024年7月
淺見 昇汰

 

▼農地集積について
 農地の集積とは、農地を所有し、又は借り入れること等により、利用する農地面積を拡大することをいう。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

▼水稲直播栽培について
​ 稲の種もみを直接田に播種(はしゅ)する栽培方法で、慣行栽培(移植栽培)で必要な育苗や移植の作業を省略できる。播種の仕方等により様々な方法があるが、大別すると、耕起・代かき後の水を張った水田に播種する湛水(たんすい)直播栽培と、水を張っていない状態の田に播種する乾田直播栽培がある。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

 

 

 

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