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【地域の普及活動】巻農業普及指導センターの取組を紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494110 更新日:2026年9月7日更新

巻農業普及指導センターの取組を紹介します

人材評価・育成システムの導入で社員も会社も成長!~株式会社サンクスファーム黒鳥の取組スタート~

 新潟市西区の農業法人である株式会社サンクスファーム黒鳥(くろとり)では、「社員みんなが“経営に参画できる力”を身につける」という発想で、組織づくりを進めています。今年度からは、人材評価・育成システムを導入しました。単なる評価制度ではなく、社員一人ひとりが経営を理解し、判断できる人材へ成長することを目指しています。

 特徴的なのは、評価項目や等級表を“社員全員参加”で検討した点です。現場の声を反映しながら納得感のある仕組みをつくることで、社員の主体性を引き出し、組織全体の経営力向上につなげようとしています。今年度は試験運用を行い、改善を図りながら来年度から本格運用する予定です。

 

システム構築に向けた全員参加の検討会
​システム構築に向けた全員参加の検討会

 

 人材不足が続く農業現場では、社員が自ら考え動く組織をつくることは大きな強みとあることから、今後も巻農業普及指導センターでは、若者が農業を職業として選択してもらえるような、誰もが働きやすい就業環境整備の取組を支援していきます。

2026年9月
​近藤 康子

新潟西部地域の担い手不足は乾田直播栽培が救う

 近年の稲作をめぐる情勢として、生産者の減少とそれに伴う担い手経営体への農地集積の急激な進行が問題となっています。今後も生産量を維持し耕作放棄地の発生を防止するためには、新たな生産者・法人の育成とともに、既存担い手の受け皿を広げる取組が重要になります。

 当センターでは重点課題として、地域計画に位置付けられた担い手の更なる規模拡大につながる活動を令和4年から継続的に支援しています。具体的には、春作業の省力化と作業分散に向けた大規模経営体への水稲V溝乾田直播栽培の導入推進です。春作業の繁忙や育苗ハウス等の不足が規模拡大の制限要因となっている経営体にこの技術を導入することで、更なる作付面積の拡大が可能となり、秋作業の分散にもつながっています。

 

水稲V溝乾田直播栽培
【​水稲V溝乾田直播栽培現地研修会】
苗立ち状況の安定性とメリットを周知

 

 取組意向のある生産者には、目標収量確保と管理技術の習得を目的に、1年を通じて指導を行っており、農業所得の増加にもつながっています。この技術を導入したほとんどの生産者がその効果を実感し、技術の定着・拡大が進んだことにより管内の技術導入面積は、令和7年が89ha、8年計画が120haと年々着実に増加しています。

 普及センターでは、新潟西部地域(新潟市西区・西蒲区)における、担い手不足への対応や水田生産力の維持に向けて、今後も水稲V溝乾田直播栽培の普及を進めていきます。

2026年3月
萩野 孝司​

 

冬なのに暑熱対策、早めの対策が肝心です

 年末も近づいてきましたが酪農家さんからの要望で、来年の夏に向けた暑熱対策として、牛舎の窓にドロマイト系石灰の塗布を行いました。

 

2512画像_窓にドロマイトを塗っています
​窓にドロマイトを塗っています

 

 近年は夏が猛暑となることが多く、暑さに弱い乳牛は乳量の低下や種付けの受胎率低下など生産性が低下し、さらに暑熱による病気が増えてしまいます。

 そこで、ドロマイトの白い粉末を水に溶いて牛舎の窓に塗布することで、乳牛の体に当たる直射日光の熱を減らし、夏場の乳牛の体への負担を低減します。

2025年12月
遠田 重伸

暑さに強い水稲極早生品種栽培研修会

 今年の夏も厳しい暑さが続きました。

 近年の夏期の高温により稲作においても、生育に影響が見られています。この厳しい暑さの中でも、一定の等級や収量の確保するため、県では、暑さに強い新しい極早生品種を育成し、その普及に向けた栽培研修会を8月に開催しました。

 

画像_雨模様のなかでの現地研修
​雨模様のなかでの現地研修

 

 生産者や関係機関などから多くの参加があり、新品種導入のメリット等について説明しました。

2025年9月
澤田 勝則

 

 

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