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【地域の普及活動】柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494124 更新日:2023年5月23日更新

柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します

葉月みのりの作付面積拡大中!今年も高品質の新米をお届けします

 柏崎地域では、「8月に食べられる新米」として、極早生品種「葉月みのり」の生産拡大とブランド化に取り組んでいます。

 令和3年度は1等級比率2%と品質が大きく低下しましたが、生産者・関係機関が協力して品質向上に取組み、令和4年度の1等級比率は87%にまで回復しました。令和5年度の栽培予定面積は128haで、デビュー年(令和元年度)の71haから1月8日倍に増加しています。

 令和5年度も初期生育の確保をはじめとした栽培管理の励行のため、現地研修会の開催や生育要期での栽培技術指導を関係機関一体となって進めます。

取材メディアに囲まれて行われた葉月みのりの田植え

取材メディアに囲まれて行われた葉月みのりの田植え

取材メディアに囲まれて行われた葉月みのりの田植え

2023年5月
板谷越 重人

柏崎専農経営者会議の収穫感謝祭 開催

 「柏崎専農経営者会議」は、柏崎市内の専業農家や農業に関心・情熱を持った農業者で組織され、昭和50年の設立以来、会員が生産したコシヒカリの食味評価や、時節に応じた農業課題に対する研修などを内容とする収穫感謝祭を毎年開催しています。

 48回目となる令和4年度は、去る12月1日に開催され、柏崎農業普及指導センターから稲作概況や柏崎市内の酪農家と稲作農家が連携して新たに始まったWcsの取り組みについて情報提供を行いました。

収穫感謝祭で令和4年度の稲作概要を説明する様子
収穫感謝祭で令和4年度の稲作概要を説明

 今後とも柏崎農業普及指導センターは関係機関とともに、柏崎専農経営者会議の活動が継続・発展するように支援していきます。

2023年2月
田中 文浩

▼稲発酵粗飼料(稲ホールクロップサイレージ)について

稲発酵粗飼料(稲WCS)とは、稲の実が完熟する前に、実と茎葉を一体的に収穫し、乳酸発酵させた飼料のこと。稲ホールクロップ・サイレージとも呼ばれます。
水田の有効活用と飼料自給率の向上に資する飼料作物として、作付面積が拡大しています。
(農林水産省ホームページより抜粋)

 

カリフラワー・ブロッコリーの産地化に向けて

 柏崎・刈羽(かりわ)地域ではカリフラワー・ブロッコリーの産地化に向け、栽培技術向上や産地の体制整備に取り組んでいます。

 近年、えだまめの後作として新たに栽培を始めた生産者がいますが、自ら生育調査を行う等、技術の向上心は強く、頼もしく思います。

 柏崎農業普及指導センターとしては、日ごろの普及活動や現地研修会、先進地視察、技術実証による課題解決活動等を通して、生産者やJA等関係機関との情報交換を進めつつ、産地のステップアップに向け継続的に支援したいと思います。

生産者とカリフラワー畑で作業する様子
カリフラワー畑にて、生産者と。

2022年11月
児玉 恒子

 

アスパラガスのハウス立茎栽培の産地化活動

 柏崎農業普及指導センターでは、アスパラガスのハウス立茎栽培の拡大に取り組んでいます。2年前から管内唯一のアスパラガス生産者と産地化について夢を語り合い、アスパラガスの魅力を個々の農家に説明してきました。

 その結果、令和3年度から2人が試作を開始し、新たな希望者も確保できたことから、アスパラガス基礎講座を開設しました。生産者を講師に、実践的なアスパラガス生産管理技術を学んでいます。

 令和4年度には受講生2人が15aの作付けを始めるなど、講座参加者の意欲も高まっています。講座にはJA柏崎の担当者も参加しており、年末にはJA柏崎アスパラガス部会を設立し、栽培者確保と面積拡大を進めていくこととしています。

アスパラガス基礎講座で、立茎後の管理技術を習得している様子
アスパラガス基礎講座で、立茎後の管理技術を習得

2022年8月
真貝 文行

 

 

 

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