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【地域の普及活動】上越農業普及指導センターの取組を紹介します
上越農業普及指導センターの取組を紹介します
えだまめの産地拡大に向けた取り組みについて
上越市・妙高市を管轄する上越農業普及指導センターでは、年々えだまめの栽培面積が拡大しており、令和8年度は77haと10年間で約2倍に拡大しています。
普及センターでは新規栽培者が増える中、地域全体の栽培技術を底上げするため、新規栽培者、栽培意向者等を対象に「園芸参入塾えだまめコース」を開催しています。今年度は4~7月の間に計4回開催し、先進農家の圃場(ほじょう)を会場にしながら、栽培管理、経営収支、共選施設の見学、株分解調査など、えだまめ栽培に必要な知識・技術について理解を深めてもらいました。参加者には参入塾で学んだことを生かして栽培技術を向上させ、地域の園芸をけん引する担い手として成長していくことを期待しています。
先進農家が播種(はしゅ)の実演をしている様子
今年度のえだまめは7月上旬から出荷が始まっており、9月中旬まで続く予定です。令和6、7年産の販売額は1億円を達成しており、今年もさらなる販売額の増加が期待されます。
普及センターでは、引き続きえだまめ産地の発展に向けて支援を続けていきます。
2026年8月
池田 明莉
大豆の高温・干ばつ害低減に向け、活動しています!
大豆は開花後の8月に水をたくさん必要とする作物です。
この時期に高温・干ばつとなると、せっかく着いた花や莢が落ちてしまい、収量の低下につながります。
近年は、8月が高温・少雨となる年が多く、「かん水」などの高温・干ばつ対策が重要となってきています。

高温・干ばつ現地研修会の様子(7月)
水稲・大豆異常気象等対策技術研修会の様子(3月)
上越農業普及指導センターでは、研修会で効果的なかん水の方法を紹介するなど、大豆の収量・品質の向上・高位安定化に向け活動を行っています。
2026年4月
山本 賢一郎
水稲初冬直播きの播種作業が行われました
近年確立された「イネの初冬直播き」は、初冬に播種し、そのまま雪の下で越冬後、春に発芽・苗立ちさせる新しい栽培法で、春に集中する作業を分散することが期待できます。
普及指導センターでもこの技術に注目し、初冬直播きに関する研修会を7月に開催しました。
上越地域米振興部会 令和7年度省力・低コスト技術研修会を開催しました(7月7日)
その研修会に参加した数件の生産者が、早速初冬直播きに取り組んでいます。11月17日には、上越市中郷(なかごう)区で実演会が行われ、近隣の生産者や市、JAの担当者等が作業を見守りました。
種もみ(殺虫殺菌忌避剤塗沫済)
播種作業開始直前
播種状況を確認する生産者ら
耕うん同時播種作業は約10aの水田で30分弱で終了し、水稲種子が土の下で冬眠に入りました。雪解け後からは出芽や生育、収量調査等を行い、結果を今後の指導に活かしていきたいと考えています。
2026年1月
大峽 広智
上越地域におけるねぎの生産拡大を支援
上越地域では、ねぎをJAえちご上越の重点品目に位置づけ、えだまめ、ブロッコリー、アスパラガスとともに、JA、市、県の関係者が連携して生産拡大に取り組んでいます。

ねぎの土寄せ作業
(農事組合法人坂口げんき農場)
今夏は、上越地域においても記録的な高温少雨となり、妙高山の麓に位置する標高450mで、ねぎを栽培している農事組合法人坂口げんき農場のほ場においても、高温乾燥の影響で一時的に生育停滞が見られました。
また、高温下ではスリップス等の病害虫被害が多発する懸念があることから、普及センターでは、病害虫防除が徹底されるよう指導しました。その成果もあり、同法人では9月に品質の良い夏ねぎを出荷することができました。

ねぎの掘り取り後の調整作業
ねぎの出荷目合わせ
普及センターは、今後も関係者と連携を図りながら、上越地域におけるねぎの生産拡大を進めていきます。
2025年10月
和田 茂


