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【地域の普及活動】上越農業普及指導センターの取組を紹介します
上越農業普及指導センターの取組を紹介します
水稲初冬直播きの播種作業が行われました
近年確立された「イネの初冬直播き」は、初冬に播種し、そのまま雪の下で越冬後、春に発芽・苗立ちさせる新しい栽培法で、春に集中する作業を分散することが期待できます。
普及指導センターでもこの技術に注目し、初冬直播きに関する研修会を7月に開催しました。
上越地域米振興部会 令和7年度省力・低コスト技術研修会を開催しました(7月7日)
その研修会に参加した数件の生産者が、早速初冬直播きに取り組んでいます。11月17日には、上越市中郷(なかごう)区で実演会が行われ、近隣の生産者や市、JAの担当者等が作業を見守りました。
種もみ(殺虫殺菌忌避剤塗沫済)
播種作業開始直前
播種状況を確認する生産者ら
耕うん同時播種作業は約10aの水田で30分弱で終了し、水稲種子が土の下で冬眠に入りました。雪解け後からは出芽や生育、収量調査等を行い、結果を今後の指導に活かしていきたいと考えています。
2026年1月
大峽 広智
上越地域におけるねぎの生産拡大を支援
上越地域では、ねぎをJAえちご上越の重点品目に位置づけ、えだまめ、ブロッコリー、アスパラガスとともに、JA、市、県の関係者が連携して生産拡大に取り組んでいます。

ねぎの土寄せ作業
(農事組合法人坂口げんき農場)
今夏は、上越地域においても記録的な高温少雨となり、妙高山の麓に位置する標高450mで、ねぎを栽培している農事組合法人坂口げんき農場のほ場においても、高温乾燥の影響で一時的に生育停滞が見られました。
また、高温下ではスリップス等の病害虫被害が多発する懸念があることから、普及センターでは、病害虫防除が徹底されるよう指導しました。その成果もあり、同法人では9月に品質の良い夏ねぎを出荷することができました。

ねぎの掘り取り後の調整作業
ねぎの出荷目合わせ
普及センターは、今後も関係者と連携を図りながら、上越地域におけるねぎの生産拡大を進めていきます。
2025年10月
和田 茂
水稲の規模拡大に対応した低コスト・省力化技術の取組を支援しています
今年度から上越で勤務しています、作物担当の山澤です。
上越地域では担い手経営体への農地集積が進み、春作業の集中等が課題となっており、大規模経営体を中心に直播栽培の導入が進められています。

ドローン湛水直播の実演

V溝乾田直播の実証
「直播栽培」は、育苗や田植え作業の労力軽減、作期分散による労力の分散、高温障害等のリスク分散などのメリットがあります。
普及指導センターでは、導入意向のある大規模経営体と直播栽培実証の取組や現地研修会等を行い、普及啓発を図っています。
2025年7月
山澤 秀紀
▼水稲直播栽培について
稲の種もみを直接田に播種(はしゅ)する栽培方法で、慣行栽培(移植栽培)で必要な育苗や移植の作業を省略できる。播種の仕方等により様々な方法があるが、大別すると、耕起・代かき後の水を張った水田に播種する湛水(たんすい)直播栽培と、水を張っていない状態の田に播種する乾田直播栽培がある。(農林水産省ホームページより一部抜粋)
若手女性農業者グループ「Fun farming上越」が情報発信スキルアップセミナーを開催しました!
上越地域の若手女性農業者グループ「Fun farming(ファンファーミング)上越」では、地域内外の女性農業者との交流活動や情報交換、研修などを通じて、仲間づくりや自らのスキルアップを図ることを目的に活動しています。
今回のセミナーでは、SNSを活用した情報発信を学ぶため、小千谷市で活動しているママフォトグラファーを講師に動画編集技術を学びました。はじめは動画編集アプリの使い方になかなか慣れませんでしたが、最終的には全員が動画に音楽を付けたり、文字を読み上げたりする機能を使いこなし、動画を完成させることができました!そして、作成した動画は各会員がSNSに掲載するなどしてPRに活かしています!

作成した動画を会員同士で確認している様子
上越農業普及指導センターでは、今後も女性農業者がより力を発揮できるような活動を応援していきます。
2025年2月
池田 明莉


