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【地域の普及活動】上越農業普及指導センターの取組を紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494125 更新日:2025年10月16日更新

上越農業普及指導センターの取組を紹介します

上越地域におけるねぎの生産拡大を支援

 上越地域では、ねぎをJAえちご上越の重点品目に位置づけ、えだまめ、ブロッコリー、アスパラガスとともに、JA、市、県の関係者が連携して生産拡大に取り組んでいます。

 

補正)画像1_ねぎの土寄せ作業①


補正)画像1_ねぎの土寄せ作業②
​ねぎの土寄せ作業
(農事組合法人坂口げんき農場)

 

 今夏は、上越地域においても記録的な高温少雨となり、妙高山の麓に位置する標高450mで、ねぎを栽培している農事組合法人坂口げんき農場のほ場においても、高温乾燥の影響で一時的に生育停滞が見られました。

 また、高温下ではスリップス等の病害虫被害が多発する懸念があることから、普及センターでは、病害虫防除が徹底されるよう指導しました。その成果もあり、同法人では9月に品質の良い夏ねぎを出荷することができました。

 

補正)画像3_ねぎの掘り取り後の調整作業
​ねぎの掘り取り後の調整作業

 

画像4_ねぎの出荷目合わせ
​ねぎの出荷目合わせ

 

 普及センターは、今後も関係者と連携を図りながら、上越地域におけるねぎの生産拡大を進めていきます。

2025年10月
和田 茂

水稲の規模拡大に対応した低コスト・省力化技術の取組を支援しています

 今年度から上越で勤務しています、作物担当の山澤です。

 上越地域では担い手経営体への農地集積が進み、春作業の集中等が課題となっており、大規模経営体を中心に直播栽培の導入が進められています。

 

ドローン湛水直播の実演
​ドローン湛水直播の実演

 

V溝乾田直播の実証
​V溝乾田直播の実証

 

 「直播栽培」は、育苗や田植え作業の労力軽減、作期分散による労力の分散、高温障害等のリスク分散などのメリットがあります。

 普及指導センターでは、導入意向のある大規模経営体と直播栽培実証の取組や現地研修会等を行い、普及啓発を図っています。

2025年7月
山澤 秀紀

▼水稲直播栽培について
 稲の種もみを直接田に播種(はしゅ)する栽培方法で、慣行栽培(移植栽培)で必要な育苗や移植の作業を省略できる。播種の仕方等により様々な方法があるが、大別すると、耕起・代かき後の水を張った水田に播種する湛水(たんすい)直播栽培と、水を張っていない状態の田に播種する乾田直播栽培がある。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

若手女性農業者グループ「Fun farming上越」が情報発信スキルアップセミナーを開催しました!

 上越地域の若手女性農業者グループ「Fun farming(ファンファーミング)上越」では、地域内外の女性農業者との交流活動や情報交換、研修などを通じて、仲間づくりや自らのスキルアップを図ることを目的に活動しています。

 今回のセミナーでは、SNSを活用した情報発信を学ぶため、小千谷市で活動しているママフォトグラファーを講師に動画編集技術を学びました。はじめは動画編集アプリの使い方になかなか慣れませんでしたが、最終的には全員が動画に音楽を付けたり、文字を読み上げたりする機能を使いこなし、動画を完成させることができました!そして、作成した動画は各会員がSNSに掲載するなどしてPRに活かしています!

 

画像_作成した動画を会員同士で確認している様子
​作成した動画を会員同士で確認している様子

 

 上越農業普及指導センターでは、今後も女性農業者がより力を発揮できるような活動を応援していきます。

2025年2月
池田 明莉

お米の安定的な生産に向けた情報の発信

 今年度より、新採用職員として上越地域の作物担当に配属となりました。中川海です。

 上越農業普及指導センターでは、適期収穫を進めるため、今年から新たに、こしいぶきやコシヒカリの籾黄化率情報をメールマガジン等によりお届けしました。

 

籾黄化率調査の様子
​籾黄化率調査の様子

 

 近年の高温条件下では、収穫適期が積算気温による予想日より早くなる傾向があり、収穫を始める目安となる籾の黄化率の変化を、画像とともにメール等でお届けし、農業者からは、わかりやすかった等の声を頂くことができました。

 今後も農業者の皆さまのお米作りに有意義な情報提供に努めていきたいと思います。

2024年11月
中川 海

 

 

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