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令和元年度は、ミーティングを6回開催し、七名地区の現状と課題や七福の里元気プランについて意見交換を行いました。また、七福神巡り「とびだす七福神」パンフレットや七福神に設置する「のぼり旗」の試作品を作成しました。3月には「七名地区サル被害対策学習会」を開催しました。
「七福の里元気プラン」のうち、「奥阿賀そば振興プロジェクト」の母体組織である「奥阿賀そば振興協議会」は、中山間地域の特産作物である、そばを使った地域の活性化と交流人口の拡大を目指して、様々な取組を進めています。
3月6日に先進地視察研修会として、福島県喜多方市山都町を訪れました。山都町は会津を代表するそば処として全国的に有名で、視察先の「飯豊とそばの里センター」は、そばの乾燥調製・製粉施設や雪室貯蔵施設、そば資料館のほか、そば打ちが体験できる体験交流施設や食堂を併設する複合施設で、町を挙げて取り組むそば振興の良いお手本を見聞することができました。
そば資料館 雪室貯蔵施設
その後訪れた、山あいの集落である宮古集落では、集落の半数以上が自宅を改造してそば屋を営業しており、それぞれ独自の製法で「挽きたて・打ちたて・茹でたて」の3たてのそばを提供しています。昼食は、独特の強い辛みがある「アザキ大根」のおろしを薬味に、おいしい十割そばを堪能することができました。
3月25日には、取組1年目の報告会として「奥阿賀そば事業報告会」を、上川温泉「小会瀬」を会場に開催しました。
最初に、そばの生産拡大や品種制定に関わる「生産振興部門」と、そばの供給や観光振興に関わる「体制整備・加工販売部門」とに分けて1年間の活動報告を行いました。それぞれ計画どおりに取組を実施し、2年目につながる結果となりました。
その後、「奥阿賀そば」にふさわしい品種の選定に使われている4品種のそばの食べ比べや、新潟医療福祉大学健康栄養学科の学生が開発したレシピに基づいて地元の菓子店が作ったお土産品(菓子)と、にいがた食育・保育専門学校えぷろんの講師が開発したレシピに基づいて小会瀬の調理師が作ったスイーツの試食を行いました。
1年間の活動の報告 4品種のそば食べ比べ
令和2年3月24日に「七福温泉七福荘」で、「七福の里活性化委員会」と「サポートチーム」との第6回ミーティングを実施しました。
今回は、「七福の里元気プラン」に基づく令和2年度の事業計画(14事業)を確認するとともに、「七福神巡り」の具体的な実施方法について協議しました。
なお、七福神に設置する「のぼり旗」の試作品についても意見交換しました。
ミーティングの様子
七福神に設置する「のぼり旗」の試作品
『七福の里元気プラン』の「生きがい創出・支援プロジェクト」として、3月1日(日曜日)に七福温泉「七福荘」において、サル被害対策学習会を開催しました。(阿賀町農林課主催)
新潟鳥獣警備代表 波多野健治様(農林水産省 農作物鳥獣被害アドバイザー)を講師として、「集落が一体となって取り組む」を学習テーマに、住民約20人の方が参加しました。
学習会を通じて、「集落共有の認識による対策、自分たちの耕作地は自分たちが守るという意欲がなければ決して解決できない」ということを皆で確認し合いました。
令和2年1月21日に「七福温泉七福荘」で、「七福の里活性化委員会」と「サポートチーム」との第5回ミーティングを実施しました。
今回は、「七福の里元気プラン」を策定するとともに、令和2年度の新たな実施体制や具体的な取り組み、地域起こし協力隊の活用について意見交換を行いました。
(第5回ミーティングの議題)
次年度は、現在の検討体制を「七福の里元気プラン推進委員会」に衣替えし、引き続き、地元「七福の里活性化委員会」と阿賀町、及び県新潟地域振興局が一体となって、「七福の里元気プラン」を推進していくこととしました。その際、会議の開催回数等の点で地元の負担が増えないよう、進め方について工夫し、十分留意することとしました。
また、地元の皆さんが元気であることが第一との観点から、新年度の新たな健康づくりのための取り組みについて意見交換を行いました。まずはお年寄りたちの気持ちを汲み取ることが大切との意見がありました。
加えて、交流人口の拡大に向け、七福神巡りを中心とした取り組みの実施について、阿賀町の職員による試作品(「飛び出す七福神」パンフレット)等を参考にしながら、意見交換を行いました。
(「飛び出す七福神」パンフレット(試作品))
(七福神巡り周辺マップ(試作品))
※地域の魅力を皆で出し合い、マップに反映
次回は、令和2年3月24日に開催し、「七福の里元気プラン」に基づく次年度の取り組みの確認や、七福神巡りを中心とした取り組みについての意見交換等を行う予定です。
令和元年12月11日に「七福温泉七福荘」で、第4回ミーティングを実施しました。
前回のミーティングで説明した「七福の里元気プラン(たたき台)」について、前回ミーティングの意見等を反映しブラッシュアップした「七福の里元気プラン(案)」を説明し、了解されました。
今後は「七福の里元気プラン(案)」を更にリバイスし、次回のミーティングで正式にプランとして決定する予定です。
その他、地域の魅力と活用について、突っ込んだ意見交換を行いました。
なお、次回は令和2年1月21日開催(予定)としました。
令和元年11月6日に「七福温泉七福荘」で、第3回ミーティングを実施しました。
前回までのミーティングで活性化委員会の皆さんから出された意見や課題、阿賀町から県に当初(5月)提出した地域づくりサポートチームに係る申請書等の内容を元に作成した「七福の里元気プラン(仮称)のたたき台」について説明し、プランたたき台の方向性について了解されました。
また、七福の里祭りの継続や七福荘の活性化等交流人口の拡大等について意見交換を行いました。
次回は12月11日開催(予定)としました。
令和元年10月8日に「七福温泉七福荘」で、「七福の里活性化委員会」と「サポートチーム」とのミーティング(第2回)を実施しました。
前回のミーティングで確認した七名地区の現状と課題について再度確認を行い、課題の整理をしました。
その後、課題の一つについて意見交換を行いました。
今後は課題ごとに意見交換を行い、解決に向けて進めていくことになります。
令和元年8月28日に「七福温泉七福荘」で、「七福の里活性化委員会」と「サポートチーム」とのミーティング(第1回)を実施しました。
自己紹介の後、「新潟県地域づくりサポートチーム」の事業概要ついて説明しました。
基本目標と実現ビジョンを設定し、今後の活動をしていくことになりました。
その後の意見交換で、七名地区の現状と課題について洗い出しを行いました。
○基本目標
「安心で活力(元気の)ある地域づくり」
○実現ビジョン
・観光イベントや地域の交流事業の継続・発展
・日帰り温泉施設「七福荘」を拠点とした高齢者の移動支援(買い物・通院)の仕組みづくり