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鳥屋野潟では、度重なる浸水被害を解消するために「信濃川下流(平野部)圏域河川整備計画」に基づき整備を進めています。このうち、(1)鳥屋野潟排水機場の建設(H15年度完成)、(2)鳥屋野潟放水路の拡幅(H17年度完成)の2つについては完了していますが、(3)鳥屋野潟の湖岸堤整備が未了であり、安全かつ確実に水を貯める器として堤防の整備が必要です。
この度、第1期区間のうち長潟地区において、貯留機能を確保するための湖岸堤整備の工事がはじまりました。
鳥屋野潟の景観シンボルとなっているソメイヨシノの桜並木については、植樹から寿命とされる60年を超過しており、詳しい調査の結果、そのほとんどが移植困難と診断されました。
工事に支障となるサクラの木については、やむを得ず伐採いたしますが、工事完了後のサクラ再生について、地域のみなさま、関係機関と話し合いの場を設けて検討を開始しました。
なお、本年度は7本のサクラを伐採しました。今後、長潟地区においては工事の支障となる15本程度のサクラの伐採が予定されています。
サクラ伐採の様子(令和6年10月)
湖岸堤の築堤盛土を行う箇所の地盤が軟弱なため、現在、セメントを混合させ盛土できるよう地盤の改良を行っています。
工事の状況(空撮)(令和7年1月)
工事の状況(令和7年2月)