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株式会社テラスカイ
「デジタル化の推進」や「テレワークの導入」といった社会課題を背景に、その成長性と社会的ニーズが注目されるクラウド市場にあって、クラウド専業のシステムインテグレーター「クラウドインテグレーター」として2006年に創業したテラスカイ。進化し続けるクラウドテクノロジーを活用して、市場の成長を上回るスピードで成長してきたパイオニア的存在です。近年では、インテグレーション(システム構築)だけではなく、企業側のニーズをもとに、クラウドの知見を活かし、クラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」や、電子契約サービス「クラウドサイン」とSalesforceを連携させた「クラウドサイン Salesforce版」といったサービスを展開しています。同社が、どうして新潟、上越の地にサテライトオフィスを構えたのか。今回は、株式会社テラスカイの上越サテライトオフィスに勤務するお二人にお話を伺いました。
目次
- 上越にサテライトオフィスを構えた理由
- 上越サテライトオフィスでの仕事への取り組み方
- 東京本社の反応
- 町と共存する生活
- 今後の上越サテライトオフィス
上越にサテライトオフィスを構えた理由
総務省による地域創生事業に採択され
町家をリノベーション
千葉県出身の白石聡さんは製品開発本部マネージャー。数社のIT企業を経て、2014年10月にテラスカイに入社。上越サテライトオフィスが誕生した2017年から上越市に住み、業務を行っている方です。
「総務省による地方創生に向けた【ふるさとテレワーク推進事業】において、上越市などと共同提案した【城下町高田の快適な生活環境と事業環境をいかしたサテライトオフィス設置事業】が採択されたのが2016年のこと。上越市にサテライトオフィスを設置し、社員及びパートナー企業の社員が長期滞在または出張し、この事業に取り組むことになりました。その背景には、北陸新幹線の延伸で本社がある東京とのアクセスが良くなったこと、また、弊社がサービスするクラウドシステムを活用することで、遠隔地にいる人とのコミュニケーションはもちろん、開発業務がスムーズに行えることが挙げられます。また、上越市高田中心市街に位置する町の歴史や文化を象徴する町家を再生し、魅力的なサテライトオフィスを整備することで、社員は、"ゆとり"と"快適さ"を感じる生活を送りつつ、都市部と変わらない業務が可能です。さらに、地域の雇用創出や人材育成など、地方創生にも取り組んでいこう。そんな思いがありました」(白石さん)
テラスカイの代表取締役社長、佐藤秀哉さんが妙高市出身であったことや、上越市周辺地域に縁のある社員が多く在籍していたこと。また、東京オフィスまで約2時間というアクセスの良さを背景に、順調に進んでいったそうです。
株式会社テラスカイ<外部リンク>
住所
東京本社
〒103-0027 東京都中央区日本橋二丁目11番2号
太陽生命日本橋ビル 15~17階
上越サテライトオフィス
新潟県上越市本町6-4-22
電話番号
Url
株式会社テラスカイ
https://www.terrasky.co.jp/<外部リンク>