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KUROCO株式会社| Page 2
目次
- データ分析・活用で中小企業を徹底支援
- 社員の夢と行政のサポートで叶った佐渡進出
- 佐渡から日本と企業を支える立場に
- 業務のスケールメリットと柔軟な働き方を両立
- 佐渡を学びと成長の拠点に
社員の夢と行政のサポートで叶った佐渡進出
佐渡における事業拡大と雇用創出 地域の活性化を目指して
横浜市に本社、中国・上海に支店を持つKUROCO。2023年4月に設立された「佐渡島データセンター」は2つ目の拠点で、ここにはデータサイエンティスト、マーケター、データアナリストなどが在籍しています。
「起業の島」として注目を集める佐渡への進出は、充実した補助金制度や行政による積極的なサポートにも恵まれたこと、令和5年度佐渡市雇用機会拡充事業補助金を採択したことも決め手になりました。
「実は当社の佐渡島データセンター長を務める中村圭佑の存在が、佐渡進出のきっかけでした。中村は佐渡出身で、数年前から“佐渡をもっと盛り上げたい”という夢を語っていたんです」と齋藤さん。生まれ育った佐渡へUターンした中村さんは、佐渡島データセンターの室長に就任。センターでデータ分析や調査を行うと共に、佐渡における事業拡大と雇用創出、さらには地域の活性化を目標に掲げています。
一方、佐渡島データセンターでは、センターの設立に伴う中小企業支援の第一弾として「KUROCO-Dashboard」のサービス提供をスタート。「KUROCO-Dashboard」とは、データ分析業務において最も工数のかかるデータの整理と可視化を自動で行い、企業が持つ既存の各種データを管理システムにアップロードするだけで、分析レポートを作成できるデータ分析ツールです。
「従来のデータ分析ツールは高額で複雑なものが多く、中小企業にとってはハードルが高いといった課題がありました。「KUROCO-Dashboard」は月額5万円という手頃な価格で、使いやすさも追求しながらアウトプットイメージの構築までサポートしています。データ分析の専門家がいない企業でも、効果的に活用できるよう工夫を重ねて創り上げたサービスです」(齋藤さん)。
サービス提供に関しては佐渡島データセンターを起点とし、中小企業におけるデータ活用が、より多くの企業の成長の糧となることを目指しています。
「現時点では横浜本社と佐渡で連携しながら進めていますが、いずれは佐渡で分析業務やマーケティング支援を担えるようにしていきたいですね」と齋藤さんは将来的なビジョンを語ります。
KUROCO株式会社<外部リンク>
住所
本社/神奈川県横浜市神奈川区栄町5-1 横浜クリエーションスクエア14階
佐渡島データセンター/佐渡市両津湊353-1 両津南埠頭ビル3F SADO PORT LOUNGE
URL
https://kuroco.team/