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令和3年度の県央地域における大気中のトリクロロエチレン濃度が環境基準(4月から3月の年平均値)を達成しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0483063 更新日:2022年4月19日更新

県では、県央地域の大気中のトリクロロエチレン濃度が全国と比較して高いことから、令和元年度からモニタリング調査を行っています。
令和3年度の調査の結果、令和元年度注1)、令和2年度に引き続き環境基準注2)を達成していることを確認しました。
依然、高い値が検出された月もあることから、令和4年度においてモニタリングを継続するとともに、事業者の自主的取組をより促進していきます。

注1):令和元年度は燕市内を中心に7地点で測定。2年度から現在の3地点で測定
注2):人の健康を守るために維持されることが望ましい基準であり、国が定める行政の政策上の目標。トリクロロエチレンの場合、4月から3月の年平均値(12 回)と比較して評価するもの

1 調査結果

 
調査地点 年平均値(μg/㎥) 環境基準
燕市燕 110

年平均値が

130μg/㎥以下であること

燕市殿島 64
燕市蔵関 97

2 排出抑制に向けた県の取組

○ ガイドライン注3)及び国や市の支援制度の周知を継続していきます。
○ 立入検査を継続し、事業者に対して排出抑制に関する指導、助言を行います。
○ 今年度も事業者向けの排出抑制セミナーを開催予定です。
○ 検証委員会注4)での意見を踏まえ、事業規模に応じた取組メニューの設定やアドバイザー制度の充実、取組実績を評価する仕組みなどを検討していきます。

注3):「トリクロロエチレンの排出抑制に向けた自主的取組ガイドライン」。県が事業者向けに、比較的取り組みやすい排出抑制対策などをまとめたもの
注4):「トリクロロエチレン排出抑制効果検証委員会」。令和元年度より進めてきた取組の効果を専門家の先生方が検証する委員会。令和3年度に3回開催(直近は令和4年3月25 日)

【参考】
トリクロロエチレン
・健康への影響:中枢神経への障害、肝臓腎臓への障害、呼吸機能低下を及ぼすと言われている。また、腎臓がんのリスクが増加すると言われている。
・用    途:金属加工部品の脱脂等

 

新潟県報道資料 [PDFファイル/103KB]

 

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