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准看護師からキャリアアップ【柏崎総合医療センター】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0619599 更新日:2024年4月1日更新

准看護師からキャリアアップインタビュー

タイトル

            柏崎総合医療センター         目崎 真子さん

 

現在までの経歴を教えてください。

私は青森県の出身ですが、母親が准看護師、姉や叔母、従姉妹にも看護師が多いという環境で育ちました。高校卒業後は双仁会厚生病院附属看護学院の准看護学科に進み、准看護師の資格取得後は系列の厚生病院の療養型病棟で働きながら、同じく附属の定時制看護学科に通いました。看護師資格を取得した後は、青森県立中央病院に1年半ほど勤務したのち、結婚を機に新潟県柏崎市に移り、2014年4月から柏崎総合医療センターに勤務しています。おもに呼吸器・循環器病棟をメインに、看護師としてのキャリアは10年ほどになります。

 

看護師の資格取得を目指したきっかけを教えてください。

自分の周りに看護師が多かったいうこともあり、母親からも「資格を取った方がいいよ」と勧められたので。人をお世話することは祖母が入院したときにも経験していて、やっていて自分でも嫌いじゃ無いなとも思っていました。ただ、私の力ではいきなり看護師にチャレンジするのは難しかったので、まず准看護師になって、働きながら看護師を目指せる学校を選びました。ですから特別新たに決意をして准看護師から看護師に、というわけではないですね。エスカレーターじゃないですけど、だいたい想定通りに進んだかな、という感じです。

進学時にあたって不安だったこと、困ったことがあったら教えてください。

 

勉強についていけるかということですね。ほかの皆さんもそうでしたが、准看護師      職場                                                      としての勤務経験はあるので配属された部署での知識や経験はありますが、それ                                 以外は全然知識が浅いままです。私の場合は老年看護は詳しいけど、呼吸器や                                 循環器、解剖などになってくると、さっぱりでした。ほかの病棟に配属されている                                    友達にも教えてもらいながら勉強しました。また、私が勤務していた部署は2交制                                                          だったため、どうしても私も夜勤に入らなくてはならず、そこが一番大変でした。

 

 

修学中に印象的だったことについて教えてください。

准看護師の資格を取るときの大変さの方が印象深いですね(笑)。朝から夕方まで実習に行き、帰ってから3時間ほど病院の仕事を行う毎日。それに比べると看護師を学ぶ最後の学年の実習中は准看護師としての仕事はないので、実習だけに専念できました。とはいえ学ぶ範囲が広いため、ほかの病院だけでなく施設やグループホームなどに行ったりと、実習先は全ジャンルに及びました。専門的な知識もどんどん必要になってきますが、学んでいるという充実感がありました。

 

資格取得の方法として定時制を選んだ理由と、よかったことについて教えてください。

通っていた病院附属の学校がそうだったからですね。あまり深く考えなかったです。准看護師の資格を取得した後、その病院で働いてから定時制の看護学科に通うというシステムでした。ですから、学校は同じ職場の人ばかり。先輩もたくさんいました。テストの前などになると、みんなで集まって教科書を開いてわいわいと学習会もやりましたね。わからないジャンルは関連する病棟で働いている仲間や先輩からも教えてもらえるので、そういうところも定時制のメリットかなと思いました。

看護師資格を取得して、一番変わったことや良かったことを教えてください。

今から思えば、准看護師のときは何もわかっていませんでしたね。先輩の言う通りに                                  動いていただけ。責任感も薄かったように思います。看護師になった以上は、患者様   職場                                                                とご家族、後輩の看護師に対しての責任があります。自分の接し方一つで患者様との関係が一瞬で築けたり、逆にダメになったり。そんなことを何度も経験しました。いまは呼吸器・循環器病棟での勤務で、入退院を繰り返す患者様はどうしても多くなります。そんな中でも「目崎さん、目崎さん」て声を掛けてくださる患者様やご家族も増えてきて、関係性を築けたことに喜びを感じます。

 

 

 

 

将来の目標、夢を教えてください。

「寄り添える看護師」を目指したいですね。少しはできてきたかな?という部分もあるのですが、極めていきたいです。大切なのは話をすること。例えば患者様にお会いしたとき、本人だけでなくご家族にも体調を聞いてみる。「お父さん、お母さん大丈夫?」「お宅の方で、悩んでることはありません?」とかですね。実際、聞いてみると「実は」ということもあるんですよ。病気は本人だけでなく、ご家族にも影響を与えます。私も父を病気で亡くした経験から、そこはよく理解しているつもりです。今後も自分の経験を活かしつつ、患者様やご家族に寄り添っていきたいです。

看護師の資格取得を考えている皆さんへ、メッセージをお願いします。

正直、私は実習で本当に苦労しました(笑)。わからないことばかりだったんです。でも実習生ですから、わからなくて当たり前なんですよね。准看護師から看護師へ、実習は専門分野をさらに深堀りして学べる大切な場です。看護師になると責任を持つ範囲も格段に広がるため、知識はしっかり蓄えておく必要があります。看護師になれば自分の考える方法で患者様に寄り添った看護ができます。「入院生活楽しかったよ」などと言って頂けると、喜びもひとしおですよ。私もステップアップを目指す准看護師の皆さんには、できる限りアドバイスをするよう心掛けています。ぜひ、皆さんも挑戦してみて下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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