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✨きらっと輝く看護職インタビュー✨【県立加茂病院・笠間さん】
看護職や看護学生に興味のある方は、ぜひご覧ください。 社会医療法人崇徳会 新潟県立加茂病院で働く、看護師2年目の笠間薫さんにお仕事や職場環境、就職についてお話を伺いました。
看護職や看護学生に興味のある方は、ぜひご覧ください。
・・・笠間さん
・・・インタビュアー
笠間さんについて教えてください
:看護師を目指したきっかけをおしえてください。
:祖母が入院したことがきっかけです。入院中、自宅に帰りたがっていて、自分に何かできないかを考えていた時に保健師の仕事を知り、看護大学に入ろうと決めました。大学の臨地実習で看護師の仕事はいろんな職種と関わり、患者さんに近い存在であることを知り、患者さんの地域での生活を考えながら関わりたいと考え看護師になりました。
:保健師の資格もお持ちなのですね。
:はい。持っています。保健師の仕事にも興味があります。
:県立加茂病院に就職したきっかけはなんですか。
:地元というのと運営が大学と同じ崇徳会になったことがきっかけです。
:就職の際に重視したことはなんですか。
:県立加茂病院では、患者さんそれぞれの背景や生活を考えてじっくり関わることができ、私がやってみたい看護を実践できると思いました。
仕事の内容ややりがいを教えてください
:現在の仕事の内容を教えてください。
:一般の内科病棟に勤務しています。慢性期の患者さんや他院で整形外科手術をされて、在宅にはまだ戻れない患者さんの療養や退院支援をしています。
:患者さんとの関わりの中で大事にしていることは何ですか。
:高齢の患者さんが多く、せん妄や認知機能が低下している患者さんもいます。関わりで大事にしていることは、自分から相手に聞こえる声であいさつして、一つ一つしっかり伝えることを大切にしています。そうすると患者さんの反応も変わってきます。
:患者さんの反応はどのように変わりますか。
:日々、怒りがちな患者さんでも、きちんと聞こえるように意識して関わると、興奮状態になることなく笑顔になってくれます。当たり前のことですが、聞こえないまま処置をするのではなく、声を届けてから関わることを大切にしています。
:就職して1年。これまで大変だったことは何ですか。
:新型コロナウイルス感染症で大学の臨地実習は半分くらいできなかったこともあり、就職した時はわからないことばかりですごく大変でした。先輩たちに教えてもらいながら、同期で励まし合いながら何とか乗り越えてきました。
:やりがいを感じる瞬間や看護の魅力は何ですか。
:退院支援など患者さんの環境を整えられることに看護の魅力を感じます。大変なことがあっても、患者さんにありがとうと言われると「やってよかったな」と思います。一番うれしい言葉です。
今後の目標
:目指したい看護師像(憧れの先輩等)はありますか。
:気づきとアセスメント力がすごい先輩がいて、いつも落ち着いていて冷静に対応している姿に憧れます。自分もそういう看護師になりたいと思います。
:今後のキャリアアップについて教えてください。
:3年目の看護師が新人のプリセプターになるので、新人に教えられるよう勉強して知識をつけていきたいと思います。
新人教育体制について教えてください
:新人教育体制はどのようになっていますか。
:1年目は年4回、崇徳会本部に様々な職種の新人が集まって、キャリアアップや目標設定の研修を行いました。看護技術については、院内で研修を行いました。プリセプターは、ラダーⅠを終了するまでついてくれます。私は昨年度末にプリセプターと評価を行い、ラダーⅠを終了したので今は外れています。
:プリセプターが外れてしまうと不安になりませんか。
:わからないことなど、先輩に聞きやすい雰囲気があるので、不安はありません。
:現役の看護学生に県立加茂病院の魅力についてメッセージをお願いします!
:県立加茂病院は地域に帰っていく患者さんが多いため、急性期~慢性期までの様々な看護技術が経験できます。
4A病棟には医師が4人います。相談しやすく聞きやすい雰囲気があります。毎週、医師や看護師、理学療法士、ソーシャルワーカーが集まり、多職種カンファレンスが行われ、患者さんの治療方針などが話し合われます。全員が共通認識して医療や看護を提供することができるので、そこが県立加茂病院の魅力だと思います。
県立加茂病院のホームページはこちら
https://www.sutokukai-recruit.com/kamo<外部リンク>
看護師の採用情報はこちら
https://www.sutokukai-recruit.com/recruit?occupation%5B%5D=2&location%5B%5D=16#info<外部リンク>