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✨きらっと輝く看護職インタビュー✨【佐渡総合病院 石見さん】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:25051401 更新日:2025年5月15日更新

 紹介写真JA新潟厚生連佐渡総合病院で働く石見さんにお仕事や病院、佐渡の魅力についてお話を伺いました!

認定看護師の仕事内容ややりがいについて熱く語っていただいております!興味のある方はぜひご覧ください!

看護部インターンシップ病院見学はこちら↓

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インタビュー・・・石見さん  インタビュー・・・インタビュアー

看護師を目指したきっかけ

インタビュー​ まず看護師を目指したきっかけを教えてください

インタビュー​ 元々看護師になりたいとは思っていませんでした。ただ佐渡では中々仕事を探すのも難しかったので、親が看護師ということもあり、東京の看護学校に進んだのが看護師を目指したきっかけです。

これまでのキャリア

インタビュー​ これまでのキャリアについて教えてください。

インタビュー​ 採用から17年目になります。神経内科・脳外科で10年働きました。そして10年目に認定看護師の道に進みました。

感染管理認定看護師教育課程を受講した経緯​

インタビュー​ 感染管理認定看護師教育課程を受講された経緯を教えてください。

インタビュー​​ 神経内科・脳外科の仕事が長かったので、元々はその分野の認定看護師の道に進みたいという思いがありました。正直なところ普段の仕事の中で感染をあまり意識して働いてはいませんでした。しかし看護部長との面談や感染対策委員会やリンクナース会に所属し、勉強する中で「感染って大事だし面白いな」と思うようになり、感染管理に興味を持っていきました。

現在の仕事内容・やりがい

インタビュー​ 現在の仕事内容について教えてください

インタビュー​​ 現在は専従として勤務しています。

インタビュー​ 専従ということは、それぞれの病棟に出向いて感染管理について指導したり、委員会を開いたり、感染が起きればその対策等を考えたり、、、といった業務を行っているのでしょうか?

インタビュー​​ はい。そのような業務のほかには、ラウンドを実施し手指衛生の状況など

ラウンド写真確認し現場にフィードバックをしたりしています

インタビュー​ 先ほど勉強していくうちに感染管理に興味を持っていったという話もありましたが、認定看護師のやりがいや資格を取ってよかったことはありますでしょうか?

インタビュー​​ 一番やりがいと感じているのは、身に付けた専門知識・技術を院内外に

普及させていくことができることです。

インタビュー​ 院内での活動を教えてください。

インタビュー​​ 集合研修や部署単位での研修を実施しています。また院内の感染対策、感染管理のコントロールなど、組織横断的な感染管理をしています。

インタビュー​ 職員との意思疎通で心掛けていることはありますか?

インタビュー​​ 病棟へ毎日ラウンドに行っています。現場の声を聞き、一緒に対策を考え、実践するようにしています。「認定看護師に言っても仕方がない」とはならないように、職員とコミュニケーションを図り、互いに意見を言いあえる関係性を心掛けています。

インタビュー​ トップダウンではなく、一緒に考えるということですね!

インタビュー​​ 「やってください」の押し付けや理想論を掲げるのではなく、「どのようにしたら理想の対策に近づけられるか」等、現場の状況や意見を確認し相談しながら対策に結びつけるようにしています。

取り組んでいく中で、現場の視点や問題点を言ってくれる職員が増えたので、自分の活動が少しずつ浸透してきたのかなとやりがいを感じています!

インタビュー​ お互いに意見を言い合える、良い関係性なのですね。石見さんの人柄の良さも話しやすい環境を作っているのではないでしょうか、話していてとても伝わってきます!石見さんがいてくれて助かるといったような周囲の声も多いのではないでしょうか!

先ほど、「院外」にも専門的な知識を伝えるとのお話がありましたが、実際に島内で認定看護師の資格はどのように活かされているのでしょうか。

インタビュー​​ 令和6年度から専従となったことを機に、以前から病院だけで感染対策をやっていても進展しないなと思っていまして・・・コロナ禍には施設から感染対策についての研修依頼が多くありましたが、残念なことにコロナが5類移行となってからはそういった関りも少なくなりました。うちは島内で唯一の総合病院であるため、施設と連携を取りながら感染対策をやっていくことが必要であると、あらためて強く感じています。

インタビュー​ コロナ対応を経て、施設との関係性や相談対応は変わったのですか。

インタビュー​​ それが、全然変わっていなくて・・・施設にとって病院は敷居が高かったようです。「病院の感染対策チームにいつでも相談してください」「研修依頼があれば行きます」と周知しましたが、全然相談や依頼が来なかったです。

そんな時、佐渡保健所を通して、研修会を開催したり、クラスター対応をしていくうちに対等に顔が見える関係になることができました。令和6年度は12件の研修依頼がありました。

インタビュー​ そうなんですね。石見さんは院外の感染対策にも目を向け、島内の関係者みんなで感染対策を実施しようとする考えが広がってきているのですね。

インタビュー​​ 福祉施設の危機管理への意識や熱量は病院とは違うことは理解していますが、平時からいざというときの対応を考えておかなければならないと思っています。福祉施設で急に感染者が増え、入院が必要な患者が増えても受入れがすべてできるかわからない、福祉施設で感染症患者がどれくらい増えてきているのか、また入院受入れ可能な患者数等双方で状況が把握できるようなシステムやネットワークがあるといいと考えています。令和6年度から試みていますが、まだ道半ばです・・・

インタビュー​ 取り組まれていることは、すごく大きなこと。医療人材、資源の少ない中でどうやって島民の命を守るかということですね。

今後の目標

インタビュー​ 今までのお話にあったかもしれませんが、今後の石見さんの目標をお聞かせください。紹介写真2

インタビュー​​ 島内全体の感染管理のコントールができないかと・・・感染症で困った時にはすぐに当院に相談できる、そして島内で一定の感染症対策のレベルが担保できることが目標です。病院自体の感染対策の向上はもちろんですが、今後も施設を巻き込んで研修等を開催していきたいと思います。

インタビュー​ 島全体の感染症の予防から危機管理まで、対策を考えていっらしゃるのですね。

職場の魅力

インタビュー​ 話は変わりますが・・・佐渡総合病院の看護の魅力を教えてください。

インタビュー​​ 職場全体の雰囲気が良いと思います。「お母さん」のように見守ってくれる職員、他職員の仕事を気にかけ配慮してくれる職員、場を和ませてくれる職員が多いです。

また、看護師の担う役割は大きく、様々な業務を経験することができ、多くの看護技術が身につくと思います。

インタビュー​ 人間関係がよく、働きやすい職場なんですね。総合病院ですし、業務は急性期から慢性期まで経験することが可能なのでしょうか。

インタビュー​​ はい、そうです。今一緒に働いている職員には離職することなく、佐渡総合病院で働き続けてほしいです。

インタビュー​ 石見さんが認定看護師としての専門性を活かして、また島内全体の医療や看護を考えて、日々業務にあたっていらっしゃいます。そんな姿は後輩に伝わるのではないでしょうか。

インタビュー​​ 漠然とはしていますが、後輩育成も非常に大きな役割だと思います。佐渡病院で働きたいと思ってもらえる職員が増えるといいなと思います。​

佐渡の魅力

インタビュー​ 最後に佐渡の好きなところ、良いところを教えてください。

インタビュー​​ 自然に囲まれて生活できるところ。派遣ナースの方は、ダイビングの資格を取ったと聞いています。キャンプをしながら、釣りを楽しんでいる職員もいます。仕事以外にいろいろなことにチャレンジできると思います。

高齢者が多いこともありますが、人と人との親近感があり、人生の先輩としての言葉をもらうことができる。地域性、風習、文化・・・方言ひとつとっても暖かさを感じることができます。生活感がにじみ出て、ほっこりします。

インタビュー​ 石見さん、ありがとうございました。島内全体の感染看護について、感染症認定看護師の資格を活かし、使命感を持って業務を実施されている石見さん。ポスター<外部リンク>

佐渡総合病院では、病院見学を受入れています。

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