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✨きらっと輝く看護職インタビュー✨【富永草野病院 長谷川さん・水科さん】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0773336 更新日:2025年9月26日更新

 

 

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 富永草野病院の医療相談室では、病気やけがで入院または通院している患者さんやご家族が安心して暮らすため、治療や療養を続けられるように調整したり、福祉制度や介護サービスの利用をお手伝いしたりしています。現在退院支援看護師2人、ソーシャルワーカー3人が在籍しています。​

長谷川さんマーク・・・長谷川さん 水科さんマーク・・・水科さん インタビュアーマーク・・・インタビュアー​​

お二人のキャリアについて教えてください

インタビュアーマーク​​:富永草野病院に就職した理由はなんですか。

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長谷川さんマーク:結婚を機に富永草野病院に就職しました。以前は神経内科病棟(別病院)で日常生活に介助が必要な患者さんに関わっていたため、そのスキルを活かすことができると思ったからです。病院がきれいだったことも理由です(笑)

水科さんマーク: 前職は医療事務をしていました。その際に看護師と話をしている患者さんの嬉しそうな、また安心している表情を見て、看護師の頼もしい存在にあこがれを抱き、看護師を目指しました。富永草野病院が自宅から通えること、また病院独自の奨学金の制度があったため、看護学校に入学する前から当院への就職を考えていました。


インタビュー:これまでのキャリアを教えてください。​

長谷川さんマーク:病棟で6年勤務後、育児休暇を取得しました。復帰後の働き方を検討していたところ、医療相談室への異動を提案されました。もともと慢性疾患を抱える患者さんや家族との関わりや在宅支援に興味があったので、やってみたいと思っていた業務でした。

水科さんマーク:私は、第2子出産後、子育てと仕事の両立が難しくなり、看護師長や看護部長に勤務形態について相談しました。その結果、第2子が3歳になるまで、時短勤務で働くことになりました。また、病棟勤務から医療相談室への異動を提案され、異動しました。

患者さんとの関わりで大事にしていることを教えてください

インタビュアーマーク​:患者さんとの関わりの中で大事にしていることはなんですか

長谷川さんマーク:病棟勤務時は時間に追われ、じっくり患者さんと向き合って話をすることができませんでした。現在は患者さんの気持ちを引き出し、自ら意思決定ができるコミュニケーションを心掛けています。

水科さんマーク:「医療」「看護」だけでなく、自宅での「生活面」にも課題がないか配慮することを大事にしています。

 

インタビュアーマーク​:病棟の看護師の業務とは異なりますね。

長谷川さんマーク:そうです。初めは退院後患者さんを支援する関係者との連絡調整、県央地域の医療体制の理解等何もかも初めてのことばかりで戸惑いました。看護の視点も同じようで違うところも多くあるため、病棟での知識も活かしつつ入退院支援看護師としての視点を持つよう心がけています。

水科さんマーク:県央地域での当院の役割、切れ目のない支援を行うための在宅連携、患者さんの意思決定支援等、病棟とは違う視点で患者さんを支えていることを知りました。

 

インタビュアーマーク:患者さんを看る視点も変化があったのでしょうか。​

長谷川さんマーク:ひとりの患者さんに対して、病院内、そして地域、多くの方に見守られながら生活をしているんだと実感しました。この経験は病棟勤務に戻った時に還元できると思っています。​

インタビュアーマーク​:​病棟の看護師をしていたときにはわからなかった、新たな気づきがあったのですね。

長谷川さんマーク:そうです。退院後の生活を考えた患者さんやご家族への支援は、今までも十分に理解しているつもりで

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いましたが、医療相談室で業務を経験したからこそわかったことが本当に多く、まだまだ勉強中です。この気づき・学びを院内でも共有していくことでチームとして地域とつながっていく重要性を理解していく必要があると思います。​

水科さんマーク:私も同じです。病院全体で当院の役割、切れ目のない支援を行うための在宅連携とは何かを伝え、共有していきたいです。​

 

インタビュアーマーク:患者さんやご家族にはどのような支援を心がけていますか。​

長谷川さんマーク:「転倒する」可能性があるから施設に入所するのではなく、本人がどうしたいのかを引き出し支援していくことです。自宅に帰りたいと望むのであれば、家で安心して過ごすために、ご家族支援も含めて、地域の関係者と一緒に考えています。​

やりがいや今後の目標について教えてください。

インタビュアーマーク​:やりがいを感じるときはどんなときですか。

水科さんマーク​:患者さんに感謝された時です。退院後、患者さんの話を介護支援専門員から聞くことがあり、元気にしていることがわかると嬉しく思いますし、励みになります。

長谷川さんマーク:退院後、外来に来られた患者さんや付き添っているご家族のお元気な様子を目にした時です。家での様子をひとつひとつ確認しなくとも、心身共にお元気にされているんだなと嬉しく思います。​

 

インタビュアーマーク​:今後の目標、実現したいことについて教えてください。

長谷川さんマーク​:高齢者が入院すると生活動作が低下してしまうことが多いです。そのため、予防的な関わりや介入のタイミングを逃さない様にすること事も必要だと思います。病棟や外来だけでなく患者さんと関わる全てのスタッフが地域で過ごす方々の見守り役としての視点が持てるよう、働きかけていきたいです。

水科さんマーク:患者さんが退院後、自立した生活を送ることが可能なのか、支援の介入が必要なのか等、退院後を見据えた支援を病院全体で行えるよう働きかけていくことも退院支援看護師の仕事であると思います。​

インタビュアーマーク​:病院全体で長谷川さんや水科さんが目指す看護を実践できると良いですね。
     最後に富永草野病院の強み・自慢を教えてください。

水科さんマーク​:時短勤務の時は、周囲が配慮し、協力してくれました。子育て世代にも勤務環境が良く理解のあるスタッフが多いと感じます。また、明るく元気なスタッフが多い点も自慢のできるところです。

長谷川さんマーク:育児休暇、時短勤務、院内保育があり、働きやすい環境が整っていることです。当院は地域に根差した整形外科医療とリハビリに強みを持ち、患者さん一人ひとりの生活に寄り添いながら支援しています。患者さんに寄り添う中で、私たち職員も多くの元気や励ましをいただいています。

 

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