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Uターン職員インタビュー【信楽園病院】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0619164 更新日:2015年4月1日更新

U・Iターン職員インタビュー 

タイトルタイトル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在までの経歴を教えてください。

新潟の高校を卒業後、神奈川県川崎市の関東労災看護専門学校に入学しました。卒業後、横浜市にある横浜労災病院に就職し、皮膚科、婦人科、腎臓内科、放射線科の混合病棟に7年間勤めた後、新潟に戻り、信楽園病院の血液浄化療法室に就職しました。新潟に戻って今年で6年目になります。

初めにお勤めになった施設について、
その施設を選ばれた理由を教えてください。

私が通っていた看護学校には、入学後、原則として希望する労災病院の奨学生となり、卒業後、奨学金支給病院に勤務するという奨学金制度がありました。当初、私は新潟労災病院の奨学生だったのですが、3年の秋に、突然横浜労災病院から募集があり就職病院を変更しました。
就職する病院を変更した理由は、新潟労災病院が実家から通勤できない距離にあったこと、友人の多くが関東にいたこと、そして、都心の病院の方が環境が厳しいと思い、その方が自分のためになると思ったからでした。

U・Iターンを考え始めたきっかけを教えてください。

職場もともと地元が大好きだったので、3年働いたら新潟に戻ろうと考えていました。さらに、近年では地震などの天災が増えてきたため、家族とは、いざという時にすぐに駆けつけ助け合える距離にいたいと思うようになりました。タイミングが合わず3年が過ぎ、5年が過ぎ…7年目でいろいろな条件が重なって、思い切って新潟に戻ろうと決心しました。

U・Iターンするにあたって不安だったこと、
また困ったことがあれば教えてください。

一度看護師という仕事から離れて心身共に休みたいと思ったことと、これから先、自分は何をしたいのかをじっくり考えるために、半年間仕事から離れていました。看護師という仕事からこんなに長く離れたことがなかったので、「採血ができるかな」「専門用語を覚えているかな」など、Uターンした時には不安だらけでした。その中でも一番は「知っている人がいない知らない病院で、やっていけるのだろうか」という不安でした。
周囲の人たちの気遣いや優しさ、そして時間がその不安を解消してくれました。当部署では、中途採用者にもプリセプターが付き、教育プログラムも徹底されていたため、技術面でとても助かりました。他にも、地域性や病院のシステム、病院独自のやり方や呼び方の違いなど、戸惑うことも多かったですが、プリセプターを初め、いろいろな方たちに支えられ、徐々に仕事にも環境にも慣れていくことができました。

U・Iターン先として、
今の職場を選ばれた理由を教えてください。

混合病棟で働いていた際、透析についてもっと詳しく知りたいと思っていました。腎臓内科のドクターに地元に戻る話をしたら、「新潟で透析なら、信楽園病院がいいよ」と言われました。また過去に、私の家族が信楽園病院にお世話になったことがあって、良い印象を持っていたことも理由の一つです。

U・Iターンをして、
一番変わったこと、良かったことを教えてください。

職場視野が広がったことです。どんな職業にも言えることですが、一カ所で働いているとそれが全てで当たり前だと思ってしまいがちです。しかし、一歩外に出れば今まで知らなかった考え方や方法がたくさん存在します。新潟に戻ってきたことは、今までの自分を客観的に振り返る良い機会にもなりましたし、地元の良さを改めて発見、再認識することにも繋がりました。それと同時に、家族のもとで過ごす心地良さも実感しています。
それからもう一つ、ハートが少しだけ強くなった気がします。新たな場所で再スタートするには、勇気と行動力が必要です。

将来の目標、夢を教えてください。

「これだけは誰にも負けない」とまではいきませんが、自信を持ってできることを一つ身に付けたいと思っています。それが何かはまだ模索中です。また、何十年後になるかわかりませんが、将来は在宅看護をやりたいと考えています。
今は透析についての知識を深めるため、春から腹膜透析の係に参加させてもらっています。広く浅くで終わってしまわないように、一つずつ自分のものにしていきたいと思っています。

U・Iターンを考えている皆さんへ、
メッセージをお願いします。

前とは違った角度から地元を眺めることで、さらに好きになれた気がします。職場や生活環境を変えるのはすごく勇気が必要ですよね。スタッフとも患者さんとも一から人間関係を築いて、自分のことを理解してもらって。でも、絶対に自分にとってマイナスにはならないと思います。価値観や視野を広げることは、自分のキャリアアップに必ず繋がります。
私は、地元に戻ってきて良かったと思っています。皆さん、後悔しない選択を!

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