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Uターン職員インタビュー【新潟脳外科病院】
U・Iターン職員インタビュー
現在までの経歴を教えてください。
新潟県立看護大学を卒業し、横浜市内の病院に5年間勤務。混合外科病棟で、周術期からターミナル期の看護を学びました。
今年の3月に退職してUターンし、4月から新潟脳外科病院で働き始めました。現在4ヶ月目になります。
初めにお勤めになった施設について、
その施設を選ばれた理由を教えてください。
1度は関東に出て経験を積みたいと考えていました。中でも教育体制がしっかりしているところを探しましたね。私自身のんびりしたところがあるので、ゆっくり学びを深めていけそうな職場を求めていました。
4ヶ所ほど見学に行き、特に雰囲気の良さを感じたのがその病院です。どの年代の職員もバランス良く構成されていて、すぐ上の先輩に質問しやすそうだったこと。同じ大学出身の看護師が何人も働いていること。その安心感から、就職を決めました。
U・Iターンを考え始めたきっかけを教えてください。
将来、結婚・育児をするなら新潟だと考えていたので、数年働いたら新潟に帰るつもりでした。
横浜で働いて3年位の時にもUターンを考えたのですが、「リーダーも経験してからが良いんじゃない?」と先輩にアドバイスをもらって、5年を区切りに帰って来ました。
U・Iターンするにあたって不安だったこと、
また困ったことがあれば教えてください。
Uターンというより当院に入職するにあたって不安だったのは、ICU・SCUなどの集中治療室がないこと。以前の病院には専門部署があり、救急搬送された患者様を看る機会はほとんどありませんでした。
実際入職してみると、重症度のバランスを配慮していただき、大きな負担を感じることはありませんでした。多重課題で大変なこともありますが、そんな時は部長、師長、ペアの先輩や一緒に働く方々が声を掛けてくれます。新人でもないのに手厚くしていただき、感謝しています。
U・Iターン先として、
今の職場を選ばれた理由を教えてください。
2交替でPNSを導入しているため、残業が少なくプライベートが充実させられると思い、当院に決めました。脳外科は1人では手が足りないことが多いので、効率良く患者様を看ることができるPNSは理にかなっていると思います。
院内保育所や夜間保育があることも決め手の1つ。将来のことを考えてのUターンなので、大事なポイントです。
U・Iターンをして、
一番変わったこと、良かったことを教えてください。
自分のために使える時間が増えました。以前の病院は三次救急を担っていて手術数が多く、残業が月40時間を超えることも。だからこの病院に来て、「定時で帰れるってスゴイ!」と率直に思いました。平日家事をする時間が増えたのはもちろん、スポーツやショッピングなど終業後の楽しみもできました。
睡眠時間をたっぷりとれるから、目覚めもスッキリで元気に出勤しています。
将来の目標、夢を教えてください。
この病院で一人前として働けるように成長しながら交友関係も築き、いずれ出産・子育てをしながら、ずっと看護師として働いていきたいです。
プライベートでは、いつか世界を旅してまわるのが夢。国際空港へのアクセスが便利という意味では関東での生活も魅力でしたが、今は新潟からの旅行ルートを検討するのも楽しみの1つとなっています。
U・Iターンを考えている皆さんへ、
メッセージをお願いします。
どの環境にもメリット・デメリットはあると思います。私の場合、新潟に帰って来たことで、やりたくてもできなかったことを実現するのに十分な「時間」を手に入れました!
「地元に戻りたいけど不安」「他の病院ってどうなんだろう?」そう思っている方は、勇気を持って一歩踏み出してみてください。新しい職場だからこそ経験できることや、得られるものはたくさんあります。看護師としての幅も広がると思いますよ!