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7月11日(金曜日)に、板倉小学校3年生の皆さんが地すべり資料館を訪れ、自然災害について学習を行いました。
始めに、1階シアタールームで「自然災害から命を守る」DVDを視聴しました。映像が変わるたびに「こわーい」「家が流される!」「急いで!!逃げて!」と声が上がり、上越市の映像を見つけた際には、学校から身近なところで起こった災害に驚く様子も見られました。
続けて、なぜ上越地方には地すべりが多いのかについて、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)が講義を行いました。
次に、地層実験と液状化実験の2種類の実験を行いました。皆さん積極的に参加していただき、特に液状化実験では、目の前の街が一瞬で倒壊する姿にびっくりしている様子でした。また実験とあわせて、雪崩発生装置も観察してもらいました。
実験のあとは「伝説の部屋」へ移動し、地すべり資料館のある板倉区猿供養寺地区に古くから伝わる「人柱伝説」に関するアニメを視聴しました。
その後は再び1階に降りて、過去に上越地域で起こった地すべり災害について、地すべり博士から説明を受けたのち、「いたくら遊雪館」を見学していただきました。ミノやそり等、昔の生活スタイルに興味深々の様子でした。
学習の最後には、資料館の外に出て「積雪モニュメント」の見学や、人柱供養堂の見学をしていただきました。1927年に8.12メートルの積雪があったことを博士が紹介すると、皆さんその高さに驚いていました。人柱供養堂では、本物の人骨にドキドキしながらも、おのおの感想を聞かせてくれました。
今日学んだことは、ご家族やお友達とも共有していただければと思います。館内には他にもパネルや映像資料がありますので、ぜひまたご来館ください。
妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を実施しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。皆様のご来館をお待ちしております。
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