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【妙高砂防】上越市立板倉小学校(3年生)の皆さんを対象に防災教室を実施しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0762430 更新日:2025年8月4日更新

 7月11日(金曜日)に、板倉小学校3年生の皆さんが地すべり資料館を訪れ、自然災害について学習を行いました。

当日の様子

 始めに、1階シアタールームで「自然災害から命を守る」DVDを視聴しました。映像が変わるたびに「こわーい」「家が流される!」「急いで!!逃げて!」と声が上がり、上越市の映像を見つけた際には、学校から身近なところで起こった災害に驚く様子も見られました。

 続けて、なぜ上越地方には地すべりが多いのかについて、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)が講義を行いました。

   DVDを視聴している様子  上越地方の地形について講義を受けている様子


 次に、地層実験と液状化実験の2種類の実験を行いました。皆さん積極的に参加していただき、特に液状化実験では、目の前の街が一瞬で倒壊する姿にびっくりしている様子でした。また実験とあわせて、雪崩発生装置も観察してもらいました。

 実験のあとは「伝説の部屋」へ移動し、地すべり資料館のある板倉区猿供養寺地区に古くから伝わる「人柱伝説」に関するアニメを視聴しました。

    砂粒が堆積した地層実験装置を観察する児童たち   液状化が起こった装置を観察している児童

       雪崩発生模型を観察する児童  人柱伝説のDVDを視聴する児童

 その後は再び1階に降りて、過去に上越地域で起こった地すべり災害について、地すべり博士から説明を受けたのち、「いたくら遊雪館」を見学していただきました。ミノやそり等、昔の生活スタイルに興味深々の様子でした。

       豪雪地帯の民具を鑑賞する様子  過去の降雪の記録について解説を受ける児童たち

 学習の最後には、資料館の外に出て「積雪モニュメント」の見学や、人柱供養堂の見学をしていただきました。1927年に8.12メートルの積雪があったことを博士が紹介すると、皆さんその高さに驚いていました。人柱供養堂では、本物の人骨にドキドキしながらも、おのおの感想を聞かせてくれました。

       積雪モニュメントを見学する様子 人柱供養堂を参拝する児童

 今日学んだことは、ご家族やお友達とも共有していただければと思います。館内には他にもパネルや映像資料がありますので、ぜひまたご来館ください。

地すべり資料館での防災学習について

 妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を実施しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。皆様のご来館をお待ちしております。
地すべり資料館のページはこちら!

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