リスクマネジメント研修会を開催しました

   新潟県では、農山漁村での体験受入に関わる民宿・民泊の皆さんや体験指導者であるなりわいの匠等を対象に、毎年県内各地で「リスクマネジメント研修会」を開催しています。今年度は、佐渡市と十日町市で開催しました。

   講師には、自然体験活動、アウトドア関連で事故を起こした指導者側の弁護活動（民事訴訟、刑事訴訟、海難審判等）のほか、各省庁の野外活動における安全管理マニュアルの作成等を行っている早川総合法律事務所の早川修弁護士に約4年ぶりに現地にお越しいただきました。

　また、佐渡市両津消防署、十日町地域消防本部にもご協力いただき、止血・心肺蘇生・異物除去などの救命救急について講演いただくとともに、119番通報からAEDの操作、胸骨圧迫などの手順を確認しながら人形を使って実習を行いました。

　参加者からは、「実際にあった裁判事例をたくさん知ることができた。」「食物アレルギーやハチのアナフィラキシーショックの事例が参考になった。」「リスクの洗い出しや受入側全員でリスクへの認識を共有することなどの重要性がわかった。」「AEDの実技など忘れていることもあるので、定期的に受講したい。」という声を多くいただきました。

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