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三面ダムと奥三面ダム

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0053045 更新日:2023年3月1日更新

当地域整備部では、三面ダムと奥三面ダムの二つの県営ダムを管理し、それぞれのダムが受け持つ機能を充分発揮できるよう運用しています。また、ダム周辺は、公園も整備され地域住民の潤いと安らぎの場となっています。

三面ダム

三面ダムの画像

奥三面ダムの下流に位置し、洪水調節、流水の正常な機能維持並びに発電を目的とした多目的ダム(重力式コンクリートダム)で昭和28年6月に完成した新潟県の県営ダムでは最も古いダムです。
また、三面ダムの清流とダム湖(三面ダム湖)は新潟景勝百選に選ばれた景観のよい緑の楽園で、ダム湖に浮かぶ2つの島は二子島森林公園として整備されキャンプ場、バンガロー、アスレチック、食堂、売店、遊歩道などの施設があり、湖水ではボート遊びや釣りも楽しめます。
そのほか、ここは、村上市と山形県鶴岡市を結ぶ県道の通称「朝日スーパーライン」が通っており春の新緑・秋の紅葉と天然の景観を活かした観光地として活かされています。

奥三面ダム

奥三面ダムの画像

奥三面ダムは、新潟県が昭和42年の羽越水害を契機に、三面川流域の洪水防止、流水の正常な機能維持並びに発電を目的として建設した多目的ダム(アーチ式コンクリートダム)で平成13年10月に完成しました。
このダムにより三面川流域の水量をコントロールすることが可能となり、下流の三面ダムとともに流域住民の生命と財産を守る重要な役割を担っています。
そのほか、このダムは磐梯朝日国立公園に位置し、全国屈指のブナの天然林に代表される豊かな自然に恵まれています。その朝日山系の雄大な自然の魅力を生かすとともに景観に配慮した環境整備により、これからの観光や地域活性化に生かされています。
また、ダム湖(あさひ湖)の湖底に、旧三面集落の民族と森林文化、さらには縄文時代を中心とした奥三面遺跡群が水没しましたが、朝日村教育委員会で発掘調査や保存を行い、平成17年7月にオープンした「縄文の里・朝日奥三面歴史交流館」で一般公開されています。
さらに、奥三面ダム建設事業は、ダム技術の発展に著しい貢献をしたと認められ、平成17年5月20日にダム工学会より「平成16年度ダム工学会技術賞」を受賞し、表彰を受けました。

【奥三面ダムができるまで】を写真で紹介しています。

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