本文
ダムの役割
洪水調節
新潟県では、梅雨期や台風期に降雨が集中し、多くの洪水が発生しています。三面ダムと奥三面ダムでは、三面川上流で、100年に1度の大雨が降った時でも、川の水が溢れないよう、それぞれ、1,180立法メートル/秒と、2,240立法メートル/秒の水を貯め込み、洪水調節を行います。
最近の出水状況
平成10年6月28日の豪雨による宮ノ下地点での出水状況です。水位は装置が故障のため観測されていませんが、この地点より約4km下流の泉町地点では、6月27日14時00分に警戒の必要な水位、標高5.37mを上回り、標高5.82mを記録しています。
流水の正常な機能の維持とかんがい用水の供給
三面川は、沿川約1,400haの耕地の水源として、利用されています。平成6年夏期をはじめ、近年渇水が頻発し、かんがい用水の不足をきたしています。
奥三面ダムでは、三面ダムのかんがい用水の補給や、動植物の保護等流水の正常な機能の維持を図ります。また、三面ダムでは下流の田畑へのかんがい用水の安定的な供給を図ります。
発電
三面発電所では、最大出力30,000kW、奥三面発電所では、最大出力34,500kWの発電を行います。電気は、現在の社会生活になくてはならないものです。三面ダムと奥三面ダムを利用する水力発電は、環境にやさしく、クリーンエネルギーという特徴をもっています。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)