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上越地域の感染症情報をお知らせします

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0270386 更新日:2025年2月14日更新

新型コロナウイルス感染症に注意しましょう

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 令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症は5類感染症となり、全数報告から定点報告へ変更になりました。

 定点当たりの報告数が上越管内では7.38と増加しています。十分な注意が必要です。

 新型コロナウイルス(covid19)の感染によって起こる感染症で、飛沫感染、接触感染により感染が広がります。多くの場合、無症状または鼻水や咳、咽頭痛などの風邪様症状を伴う軽症が主ですが、38度以上の発熱頭痛、関節痛、倦怠感などの全身の症状が急速に現れます。

ほとんどは自然治癒すると言われていますが、重症例では急性呼吸窮迫症候群や敗血症、多臓器不全を伴うことがあります。

 予防として、部屋の換気や外出後や食事前には手洗い、うがいをしっかりと行いましょう。また、必要時マスクの着用や、症状がある場合は咳エチケットを心掛けるなどの感染対策が推奨されています。

新型コロナウイルス感染症の関連情報はこちらから

 新型コロナウイルス感染症について 

インフルエンザに注意しましょう

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定点当たりの報告数が上越管内では11.88と減少しましたが、引き続き十分な注意が必要です。

 インフルエンザの症状は、38℃を超える発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛などです。普通の風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。

高齢者、慢性疾患の患者さんがかかると、もともとの疾患が悪化することもあります。

 主な感染経路は、患者さんの咳やくしゃみを吸い込むことによる飛沫感染です。

 流行している間は人混みを避けること、マスクの着用、外出後のうがい・手洗いが予防になります。ご家庭や施設等で患者さんが発生した場合、患者さんはマスクをしてなるべく個室で静養してもらいましょう。

看病する際にはマスクを着用し、看病の後は手洗い・うがいをして、感染を防いでください。

日頃から栄養や睡眠をとり、体の抵抗力をつけることも大切です。

 インフルエンザの予防接種は、

 ・65歳以上の方

 ・60歳以上65歳未満で、心臓、肝臓、呼吸器の機能障害、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害がある方は、年に一度の定期接種、その他の方は任意での接種となります。

 感染そのものを完全に防ぐことはできませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果があります。

 ワクチンの効果が出るのは接種してから2週間後といわれています。予防接種を検討している方は、早めに医療機関に相談してください。

インフルエンザの関連情報はこちらから

インフルエンザに注意しましょう(上越保健所)

インフルエンザとは(国立感染症研究所)<外部リンク>

感染性胃腸炎が流行しています

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定点当たりの報告数が上越管内では21.20と増加し、警報基準を超えています。十分な注意が必要です。

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。
 感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。
 特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
 乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

 感染予防として、トイレ後や調理・食事前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

 また、ロタウイルス感染症については、令和2年10月から定期予防接種の対象疾患になりました。(令和2年8月以降に生まれた0歳児が対象。それ以前は任意接種。)1価ワクチンは2回、5価ワクチンは3回経口投与します。対象年齢になった方は、早めに接種することをお勧めします。

感染性胃腸炎の関連情報はこちらから

感染性胃腸炎(ノロウイルス)について(上越保健所)

感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)<外部リンク>

伝染性紅斑が流行しています

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定点当たりの報告数が上越管内では3.40と警報基準を超えています。十分な注意が必要です。

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。皮膚の発しんを主症状とし、両頬がリンゴのように赤くなることから別称「リンゴ病」とも呼ばれます。年始から7月上旬頃にかけて報告数が増加し、特に小児に多く見られます。

予防として、外出後や食事前には手洗い、うがいをしっかりと行いましょう。また、咳やくしゃみなどの症状がある場合にはマスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。

伝染性紅斑の関連情報はこちらから

伝染性紅斑(東京都感染症情報センター)<外部リンク>

水痘に注意しましょう

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定点当たりの報告数が上越管内では1.60と減少していますが、引き続き十分な注意が必要です。

水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。

 予防方法は患者との接触を避ける、手洗い、うがい等です。上記のような症状が認められた場合は早めに医療機関を受診しましょう。

水痘の関連情報はこちらから

水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹について(上越保健所)

全県の情報はこちらから

○警報発令(継続):大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。

○注意報発令:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生することを流行の発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。

 

 

 

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