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【上越】感染症情報(週報)について
感染症サーベイランスが変わります
サーベイランスの効率化及び人口当たりの定点数のばらつきの是正のため、国から定点医療機関数減少の方針が示され、令和7年第15週(4月7日~4月13日)から新潟県の定点数が見直されました。
また、流行中の呼吸器感染症を把握するため、令和7年4月7日から「急性呼吸器感染症(ARI)※)」が感染症法上の5類感染症に位置づけられ、新たに導入されることになりました。
※)症例定義:咳嗽、咽頭痛、呼吸困難、鼻汁、鼻閉のいずれか1つ以上の症状を呈し、発症から10日以内の急性的な症状であり、かつ医師が感染症を疑う外来症例
15週からは、新潟県感染症情報(週報速報版)により変更後の全県及び各保健所別の報告数が毎週掲載されますので、こちらを参考にしてください。
急性呼吸器感染症(ARI)(厚生労働省)<外部リンク>
今週のトピック【令和7年第23週(6月2日~6月8日)】
◆百日咳に注意しましょう。
新潟県内での百日咳の報告数(保健所受理件数)は176件となっています。
上越保健所管内で百日咳の報告数(保健所受理件数)は24件ありました。
◆伝染性紅斑の定点当たりの報告数が国の示す警報基準を超えました。
定点あたりの報告数が全県で3.50となり、前週の2.70と比べ増加しています。
伝染性紅斑の関連情報はこちらから
伝染性紅斑(東京都感染症情報センター)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/fifth-disease/<外部リンク>
伝染性紅斑とは(国立健康危機管理研究機構)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/443-5th-disease.html<外部リンク>
◆5月に上越保健所管内でつつが虫病の発生報告が2件ありました。
社会福祉施設等における集団発生状況