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【保環研】感染症情報(患者発生情報・病原体検出状況:新潟県)
【週報の概要】 令和6年第16週(令和6年4月15日~令和6年4月21日)
全数報告対象疾患
定点把握対象疾患
1位 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(6.55):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、三条(13.00)、上越(11.80)、村上(11.50)です。
2位 新型コロナウイルス感染症(5.53):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、新潟市(7.08)、長岡(6.54)、柏崎(5.40)です。
3位 インフルエンザ(4.82):前週に比べ減少しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、村上(11.00)、新発田(8.00)、十日町(7.33)です。
全県に警報を発令している疾病:
○咽頭結膜熱(警報基準3、終息基準1)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
○咽頭結膜熱(警報基準3):新発田(3.25)、三条(6.00)、上越(4.40)
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):新発田(8.25)、三条(13.00)、村上(11.50)
上越(11.80)
○急性出血性結膜炎(警報基準1):三条(1.00)
定点あたり報告数とは?
定点把握疾患では、あらかじめ指定した医療機関(定点)から患者数が報告されます。
定点からの報告数の合計を、定点数で割った数が、「定点あたり報告数(人/定点)」です。
この数値により、感染症の流行状況を把握します。
疾患によって、週単位で集計するものと月単位で集計するものがあります。
今週のトピック
◆基本的な感染対策をお願いします。
○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。
○やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、
手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします。
◆インフルエンザに注意しましょう。(別紙1参照)
○定点当たりの報告数が全県で4.82と前週の5.83に比べ減少しました。
○社会福祉施設等において集団発生が報告されていることや、
注意報基準(定点当たり10)を超えている管内もあることから、
引き続き十分な注意が必要です。
○発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。
○やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、
手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします。
別紙1 インフルエンザについて [PDFファイル/93KB]
◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。(別紙2参照)
○定点あたりの報告数が全県で2.02と前週の1.42に比べ増加しました。
国の示す終息基準(定点当たり1)を下回るまで警報を継続します。
○アルコール消毒が効きにくいため、石けんと流水による手洗い、うがい、咳エチケットなどの
基本的な感染対策の徹底をお願いします。
◆腸管出血性大腸菌感染症の届出がありました。(別紙3参照)
別紙3 腸管出血性大腸菌感染症について [PDFファイル/69KB]
◆梅毒の届出がありました。(別紙4参照)
【新潟県感染症対策・薬務課 週報速報版】 詳細なデータをご希望の方はこちらをクリックしてください
患者報告数の時間的・地域的状況
時間的状況
地域的状況
病原体検出状況
感染症発生動向調査に基づき、医療機関から提供された検体について病原体検出を行った結果を
掲載しています。
病原体検出状況(2019年~2023年9月) [PDFファイル/166KB]
対象疾病一覧
届出基準および届出様式は、下記のホームページをご覧下さい。
厚生労働省ホームページ:感染症法に基づく医師の届出のお願い<外部リンク>
国立感染症研究所感染症情報センター<外部リンク>
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