本文
【保環研】感染症情報(患者発生情報・病原体検出状況:新潟県)
【週報の概要】 令和5年第3週(令和5年1月16日~令和5年1月22日)
全数報告対象疾患
定点把握対象疾患
1位 感染性胃腸炎(6.30):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、上越(14.00)、新発田(12.60)、糸魚川(7.50)です。
2位 インフルエンザ(5.44):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、南魚沼(16.67)、柏崎(11.20)、新潟市(8.04)です。
全県に警報を発令している疾病:
なし
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
なし
定点あたり報告数とは?
定点把握疾患では、あらかじめ指定した医療機関(定点)から患者数が報告されます。
定点からの報告数の合計を、定点数で割った数が、「定点あたり報告数(人/定点)」です。
この数値により、感染症の流行状況を把握します。
疾患によって、週単位で集計するものと月単位で集計するものがあります。
今週のトピック
◆ 「新型コロナウイルス感染症について」はこちらをご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/shingata-corona/
・ 咳エチケットや手洗いなどの実施を心がけましょう。
・ 「三密」(密集、密室、密接)を避けましょう。
集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。
・ 風邪症状がある場合は、外出をお控えください。
やむを得ず外出する場合には、マスクを着用してください。
・ 新潟県版「新しい生活様式」はこちらをご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/atarashii-seikatsuyoushiki-sub/
◆ インフルエンザの流行期に入っています。(別紙1)
定点当たりの報告数が全県で5.44でした。前週の4.53に比べ増加しています。
別紙1 インフルエンザについて [PDFファイル/154KB]
◆感染性胃腸炎に注意しましょう。(別紙2)
定点当たり報告数は全県で6.30でした。前週の3.71に比べ増加しています。
別紙2 感染性胃腸炎について [PDFファイル/123KB]
「にいがた食の安全インフォメーション」の情報も参考として御覧ください。
【にいがた食の安全インフォメーションホームページ<外部リンク>】
◆梅毒の届出がありました。(別紙3)
患者報告数の時間的・地域的状況
時間的状況
地域的状況
病原体検出状況
感染症発生動向調査に基づき、医療機関から提供された検体について病原体検出を行った結果を掲載しています。
病原体検出状況(2015年~2021年6月) [PDFファイル/74KB]
対象疾病一覧
届出基準および届出様式は、下記のホームページをご覧下さい。
厚生労働省ホームページ:感染症法に基づく医師の届出のお願い<外部リンク>
国立感染症研究所感染症情報センター<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)