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12月8日に関川村立関川小学校の5年生49名が水産海洋研究所を訪れ、水産教室を開催しました。関川小学校は昨年に引き続いての訪問です。
最初に研修室で「新潟県のさかなとと漁業」についての話をしました。「イワシ」、「アジ」、「サバ」の区別がつかない子も大勢いましたが、みんな魚は大好きとのことでした。
次に加工棟で、「アカモク」という海藻が入ったアイスクリームと「サワラ」で作ったサツマ揚げを試食してもらい、子供たちは大喜びでした。
最後に飼育棟でナマコやアカモクの人工種苗を見てもらい、魚、ヒトデ、ナマコ、貝などが入った「タッチプール」で遊んでもらいました。
感想を発表してもらったところ、「海藻とアイスは合わないと思ったが、おいしかった」とか「サツマ揚げの味が良かった」とのこと。食べ物の感想ばかりで先生も困っていましたが、貴重な体験になったようです。
「来年も来たいですか」との質問に全員が「また来たいです」と答え、元気に次の訪問地の「NHK新潟放送センター」に向かって行きました。
水産海洋研究所では、今年は多くの小中学校から訪問の申し込みをいただきました。近くにある青少年研修センターと連携を図ったことが要因です。地震や原発事故の影響を受けた福島県からの申し込みも多くありました。
今後も学校を対象とした水産教室、自治会等の施設見学を随時受け付けておりますので、希望される場合はぜひご連絡ください。
研修室で話を聴く5年生の皆さん
加工棟でサワラのサツマ揚げを試食
飼育棟の展示用水槽
タッチプールで魚やヒトデに触ってもらいました