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ナガモは標準和名をアカモクといい、ホンダワラやヒジキなどと同じ仲間です。アカモクは大きいものでは10m近くに成長し、見た目の通り「長く」成長することから佐渡では「ナガモ」と呼ばれています。
天然ナガモの出荷が最盛期を迎えていますが、水産海洋研究所が平成21年度から、漁業者の協力を得てナガモの試験養殖に取り組んでおり、昨年度の試験で初めて収穫・出荷することができました。
今年度も佐渡・粟島の漁業者29名(団体)に協力をいただき、昨年に引き続き収穫することができ、1月20日を皮切りに新潟市場や佐渡市場に出荷しました。これまで出荷された養殖ナガモもの品質はいずれも天然物とかわらない評価をいただきました。まだ収穫されていない方もいますので、今後も養殖ナガモの出荷は続く見込みです。
収穫の様子
市場へ出荷された養殖ナガモ
ナガモはしゃきしゃきとした歯ごたえと「とろろ」のような粘り気が特徴です。この粘り気の正体はアルギン酸という食物繊維で、おなかの調子を整えたり、血中のコレステロールを低下させる働きがあります。また、抗ガン作用のあるフコイダンも豊富で近年健康食品としても注目されています。今の季節、スーパー等でも生のナガモが販売されておりますので、「食べておいしい、体にもやさしい」ナガモを是非ご賞味ください。
なお、ナガモのおいしい食べ方は別添資料を参考にしてください。
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