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シャチブリ(平成27年2月7日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059929 更新日:2019年9月2日更新

シャチブリ(シャチブリ目シャチブリ科)

シャチブリの画像
シャチブリ

撮影・測定:新潟県水産海洋研究所
全長:89.0cm、体重:1025g

特徴

学名:Ateleopus japonicus

  • 体は細長く、特に尾部は延長し側扁する。
  • 体はやや半透明な紫褐色。
  • 体は柔軟で、吻はゼラチン様の物質からなる。
  • 腹鰭は糸状で、細く長く、胸鰭の先端またはその近くまで達する。
  • 口は下位で、上顎に小歯があるが、下顎に歯は無い。

採捕の状況

採捕日時:平成27年2月7日
採捕場所:新潟沖 水深125m
漁業種類:小型底びき網

分布

水深約150~500mの砂泥底。
鹿島灘~土佐湾の太平洋沿岸、新潟県、若狭湾、兵庫県余部沖、隠岐、島根県敬川沖、山口県日本海沿岸、瀬戸内海、沖縄舟状海盆。
(日本産魚類検索第三版より)

その他

  • 新潟県内では平成26年2月に糸魚川市、同年3月に佐渡市の両津湾で採補されている。
    【参考】平成26年3月24日に佐渡で採補されたシャチブリ
  • 本種は下顎に歯を持たないことでシログチシャチブリと似るが、本標本は上顎に小歯があること、胸鰭は短く肛門に達しないことから、シログチシャチブリの特徴とは一致せず、シャチブリと判断した。

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