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色素異常のアンコウ(キアンコウ)が見つかりました (平成27年1月22日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059938 更新日:2019年9月2日更新

キアンコウ(アンコウ目アンコウ科)Lophous litulon

キアンコウ(色素異常)の画像
キアンコウ(色素異常)

水産海洋研究所撮影・測定
長:48.1cm 体重:1,534g

キアンコウ(一般的な体色の個体)の画像
キアンコウ(一般的な体色の個体) 上膊棘の先が1本

特徴

  • 新潟県で漁獲されるアンコウのほとんどは。標準和名「キアンコウ」という種類です。
  • 標準和名「アンコウ」とのわかりやすい違いは、上膊棘(写真○の部分)の先が1本であることです。

採捕の状況

採捕日時:平成27年1月22日
採捕場所:新潟市沖水深約90m

分布

水深25~560mの砂泥域
北海道以南;黄海~東シナ海北部
(日本産魚類検索第一版より)

その他

 通常、キアンコウの背面の体色は暗褐色ですが、今回の個体は胸びれ等に黄色~オレンジ色の部分がみられます。このような色素の異常はさまざまな魚種でまれに発生するものの、目立つ色彩の場合は成長途中で捕食されやすいため、成魚で漁獲されるのは珍しいことです。

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