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持ち込まれた魚(平成26年9月23日) ホウズキイカ

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0059987 更新日:2019年9月2日更新

ホウズキイカ(ツツイカ目サメハダホウズキイカ科)

ホウズキイカ(背側)の画像
ホウズキイカ(背側)

ホウズキイカ(腹側)の画像
ホウズキイカ(腹側)

水産海洋研究所撮影
全長:230.5mm 外套背長142.0mm 体重65.4g

特徴

学名:Liocranchia reinhardti

  • 外套膜は薄く、半透明。袋状樽形で鰭に向かって細くなる。鰭は円い。
  • 背中線上には軟甲が表れていて後方は細い菱形に広がり、表面には微細な棘が並ぶ。
  • 外套膜は頭部に癒着して、軟骨器が無い。腹面の癒合部にはV字形の軟骨条があり小棘が並ぶ。
  • 頭部に比べて大きい眼を持ち、腹面に14個の発光器がある。
  • 腕は短く、吸盤は2列に並ぶ。

外套膜の腹面にあるV字形の軟骨条の画像
外套膜の腹面にあるV字形の軟骨条

眼にある14個の発光器の画像
眼にある14個の発光器

腕は短く、吸盤が2列に並ぶの画像
腕は短く、吸盤が2列に並ぶ

採捕の状況

採捕日時:平成26年9月23日15時頃
採捕場所:佐渡沖 水深405~520m
漁業種類:沖合底びき網(新潟漁業協同組合新潟支所所属)

分布

  • 世界の温・熱帯海域の中層に広く分布する。
  • 日本では、太平洋側では相模湾、駿河湾から記録がある。日本海側では山陰沖で水深200~300mの海底付近から底びき網によって混獲されるとの報告がある。

その他

  • 上記の特徴が、ホウズキイカの特徴とよく一致することから、本標本をホウズキイカと判断した。
  • 本種は、本間(2012)により新潟県の沿岸・沖合に分布する頭足類目録に掲載されているが、本県における本種の詳細な報告は見つからず、本県での採捕は珍しいと考えられる。

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