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新発田地域振興局では、「すこやかに暮らせる安全で安心な生活環境づくり」、「安定的・持続的な魅力ある地域産業づくり」、「魅力とにぎわいのある、住んでみたくなる地域づくり」を地域振興方針に掲げ、管内の市町(新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町)や関係団体などと連携しながら事業を展開しています。
地域振興戦略事業調整費:地域活性化に取り組む団体等への支援や地域資源の情報発信など、地域振興の実現のためのプロジェクトを企画、実施する事業
地域活性化推進事業(ソフト):地域の課題に柔軟に対応し、地域振興を実現するモデル性のあるプロジェクトを展開する事業
新発田市菅谷地区で、新たな特産品開発等を通じて地域の様々な世代が一体となって地域を盛り上げる仕組みづくりを目指す取組に参画しました。
(その地区の特性を活かし、持続可能で活力ある地域づくりを目指す「新発田市食の循環によるまちづくり」事業モデル地区実行委員会に参画)
【実行委員会が行った取組】
新発田地域に求められるまちづくりを推進するため、これからのまちづくりをコーディネートする人材を発掘・育成を目指し「新発田地域マチヅクリスト育成講座」を開催しました。
令和2年度は、新発田市豊町3・4丁目地内を講座のフィールドとし、10月上旬から11月中旬にかけて全4回の連続講座を開講し、22名の方が受講しました。
救急医療の適正利用等に対する住民意識を向上させ、医師不足が深刻な下越地域の医療機能を維持し、住民が安心して医療を受けられる地域を目指す取組を進めています。令和2年度は医療、消防、行政関係者に加え福祉、商工会関係、住民ボランティアの各分野からもワーキングメンバーが参画し、適正受診に関する意識向上や啓発の仕組みづくりについて話し合われました。
管内市町へのU・Iターン促進支援として、地域情報誌「街角こんぱす」に、実際に移住されてきた方を紹介する記事を連載し、移住後の生活の様子や当地域の魅力を発信しました。
次年度(令和3年度)には、この記事をまとめた冊子を首都圏のU・Iターン情報窓口などで配布し、U・Iターンの需要喚起を図ります。
国道290号沿線集落が、地域おこし協力隊とともに取り組んできた地域資源を活かして関係人口の拡大を目指す取組を胎内市とともに支援しました。
10月10日に、坂井集落の「苔」と鼓岡集落の「マコモタケ」の認知向上を目的に「苔とマコモの小さなお祭り」を開催し、当初の見込みを大幅に上回る約400人の方に、屋外でのイベントを楽しんでいただきました。
若年層の地元定着を後押しするため、子育て支援など働きやすい職場環境づくり(県「ハッピーパートナー」制度など)に積極的に取り組む管内企業をマップの形で紹介し、認知向上を図りました。
製作したマップは管内の高校や大学、ハローワークなどに配布し、学校での進路指導等に活用いただきました。
新発田市荒川集落をモデル地区として、里山の森林資源を活用した交流人口の拡大と住民間の連携促進の取組を新発田市とともに支援しました。
11月1日に、同集落で「荒川剣龍峡紅葉ウォーク」を開催し、里山の魅力を発信するとともに、その企画立案、準備、当日の運営に集落住民が主体的に取り組むことにより、一体感が醸成されました。
中心市街地再生に向け、既存の制度にとらわれない様々な取組を後押しし、地域の民間事業者の自発的な取組を促しています。
令和2年度は、空き家を活用した地域活性化の先進事例を紹介する動画を製作し、県ホームページやYou Tube「新潟県公式チャンネル」で広く周知しました。
動画では、実際に空き家を活用した取組を実践している方へのインタビュー形式で紹介し、その飾らない言葉で、空き家活用の現場を分かりやすく伝えています。
県立阿賀野高校と連携し、高校生が地域の魅力に触れ、自らの将来設計とともに地元の価値を再認識し愛着を持ってもらえるような、地域に根ざす活動を支援しています。
令和2年度は、1学年時の共通科目「自分デザイン」において、阿賀野市の概要、県外出身者として外から見た阿賀野市の魅力と可能性をテーマに外部講師による授業を実施しました。
※県立阿賀野高校は、3年間を通じて地域の課題などを学ぶ特色化を図るため、令和2年度から「総合選択制」の高校となり、2学年進級時に選択できる「地域探究コース」が新設されました。
ハード事業は、以下の2つの事業区分で公共施設等の整備を進めています。
地域プロジェクト事業:地域の活性化に役立つ県管理施設の整備等を速やかに実施する事業です。
地域活性化推進事業(ハード):ソフト面での施策と一体となって公共施設等の整備を行う事業です。
次第浜海岸の海岸浸食防止を図り住民不安を解消するため、加治川河口左岸部の導流堤嵩上げを行っています。(令和3年度も継続)
※地域活性化推進事業(ハード)とあわせて実施
(導流堤に設置する異形ブロック製作の様子)
近年、インフラツーリズムが注目され、新発田市の内の倉ダムでも来訪者が年々増加しています。ダムの役割を理解し親しみを持ってもらうため、同ダム及びその周辺において、安全で快適な見学環境を提供するための整備を進め、交流人口拡大による地域活性化を目指します。
令和2年度から3年度にかけて、ダム管理棟内のトイレ改修と、管理棟前広場のトイレ改築(多目的トイレの新築)を行い、周辺のバリアフリー化とあわせて、見学者が衛生的で快適に利用していただけるようにしています。
(管理棟前広場のトイレは、外構工事とあわせて整備を進め、令和3年夏頃の供用開始を目指しています。)
内の倉ダム(全景)と見学会の様子
内の倉ダムのご案内(地域整備部のページに移動します)
新発田市が進める「蔵春閣」移築関連工事のうち外構工事等の費用の一部を補助しています。(令和3年度も継続)
※「蔵春閣」は、新発田市出身の大実業家である大倉喜八郎が東京向島に建築し、多くの賓客をもてなすための迎賓館として利用されていた歴史ある建造物
公益財団法人大倉文化財団から新発田市へ寄贈される予定で、市では新発田駅前広場への移築を進め、これを核とした新発田駅前エリアの活性化を図る、「新発田駅前エリア活性化プロジェクト」(下記リンク)にも取り組み、効果的な利活用を目指しています。
<新発田市ホームページ>
新発田駅前エリア活性化プロジェクト 「ROOTSHIBATA PROJECT(ルーツシバタプロジェクト)」<外部リンク>