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塩化カルシウム溶液の水あげによるチューリップ切り花のトップル軽減技術

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0717414 更新日:2025年1月17日更新

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この写真は、「バレリーナ」を使ってCa処理がトップルの発生に及ぼす影響を示しています。

Ca溶液濃度は0.1%、0.5%、1%とし、対照には蒸留水を使用して各Ca溶液を3時間水あげしました。

( )内の数字はトップルの発生率を示しています。

写真のとおり、蒸留水区から0.5%Ca溶液区ではトップルの発生がみられましたが、1%Ca溶液を用いたCa処理を行うことでトップルの発生を抑えることができました。

 


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この処理を行うと、左のグラフのようにCa溶液処理後の品質保持剤の吸液量は通常よりも少なくなるため、品質保持剤の効果が十分に得られない場合があります。

右のグラフは品質保持剤による花首の伸長抑制効果を見たものですが、Ca処理した後に品質保持剤を使用した場合は効果が弱くなっていることを示しています。

そのため、本技術を利用する際はこの影響を考慮してください。

 


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融雪剤の塩化カルシウムを高濃度で水に溶かす場合は発熱することがあるので注意してください。

 


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農業総合研究所 園芸研究センター

Tel:0254(27)5555 Fax:0254(27)2659 メールでのお問い合わせはこちら

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