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整枝方法は非常に単純でマニュアル化も容易であり、初心者でも作業が可能です。
誘引クリップを使用して、誘引枝を誘引線に留めます。
左のグラフは半促成作型栽培において整枝方法の違いが収量に及ぼす影響を示しており、つる下げ整枝は慣行の摘心整枝と比較して収量が優れていました。
右のグラフは半促成作型栽培における累積商品果収量の推移を示しており、商品果収量は栽培終了まで栽培期間に比例してほぼ直線的に増加し、摘心整枝でみられる収穫量の波は見られません。
また、つる下げ整枝では果形の乱れも抑えられました。
左のグラフは、抑制作型栽培における整枝方法の違いが収量に及ぼす影響を示し、栽培期間の短い抑制作型でも慣行の摘心整枝と比較してつる下げ整枝の方が収量が優れています。
右のグラフは、抑制作型栽培における累積商品果終了の推移を示し、抑制作型でも商品果収量は栽培終了まで栽培期間に比例してほぼ直線的に増加します。
これらの結果から、つる下げ整枝方法は環境モニタリングを活用した作業計画や出荷計画を立てやすいと考えられます。
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