自殺の現状と予防
新潟県では、令和4年に、414人のもの尊い命が自殺で失われ、人口10万人当たりの自殺死亡率は19.4(全国17.4)で、全国水準よりも高く推移しています。(厚生労働省「人口動態統計」(概数)から)
村上保健所管内の自殺者数は減少傾向にありますが、令和5年に14人が自殺で亡くなっており、高齢者や働き盛り世代の男性に多い傾向が見られています。(厚生労働省「地域における自殺の基礎資料」(自殺日・居住地)から)
自殺に至るには、失業や借金等の経済問題、病気の悩み、職場や家庭の人間関係、過労、介護疲れ等様々な要因が複雑に絡み合っているといわれています。
村上保健所では、自殺予防のための相談、人材育成、普及啓発、支援体制の構築に取り組んでいます。
あなたが悩みを抱えていたら、ひとりで悩まず、ぜひ相談してください。
また、あなたの大切な人が、いつもと様子が違うと気づいたら、勇気を持って声をかけ、話を聴き、必要に応じ相談機関への相談をすすめてください。
こころの健康相談
•気分が落ち込み、やる気が出ない
•眠れない日が続いたり、朝起きても疲れが取れない
•以前よりも怒りっぽくなった
•その他(こころの問題に関することや生活のことなど)
村上保健所では、このような悩みについて、精神保健福祉相談員が、電話や来所等にて、ご本人やご家族からの相談に応じています。
相談は無料で、秘密は固く守られます。
精神保健福祉相談員による相談
連絡先
電話番号:0254-53-8369
月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く) 8時30分から17時15分まで
※来所による相談を希望される場合は、事前に電話にてご予約ください。
新潟県こころの相談ダイヤル
電話番号:0570-783-025(ナビダイヤル なやみなし にいがた)
受付時間:毎日24時間
相談:無料(※別途通話料がかかります)
各種相談窓口
被災後のこころの健康について
災害のように大変強いストレスにさらされると心身に様々な負荷がかかり、ストレス反応(フラッシュバック、動悸や発汗、強い不安感、悪夢や不眠、抑うつ状態等)が生じます。
多くは時間の経過とともにおさまりますが、回復にかかる時間は人それぞれです。マイペースで、ゆっくり元気を取り戻しましょう。
災害の後、心配が増えたり、不安になるのは当たり前のことです。一人で抱え込まず、家族や友人、近所の人、相談機関等に相談しましょう。気持ちが楽になります。
メンタルヘルス出前講座
村上地域振興局健康福祉部では、働き盛り世代の心の健康づくりのため、事業所に出向いて「メンタルヘルス出前講座」を行っています。
職場研修などに、ぜひご活用ください。
*詳しくはチラシをご覧ください。
<外部リンク>
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