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株式会社YAZ | Page 4
目次
- 「起業の島」佐渡から地域貢献を
- 行政支援が後押しした佐渡への進出
- 島内企業に向けた独自のHR事業
- face to faceで地域と人に寄り沿う
- 佐渡の雇用創出、さらなる事業拡大を目指して
face to faceで地域と人に寄り沿う
チャレンジ精神と柔軟な考えを育む 佐渡での仕事と暮らし
佐渡オフィスは現在、田中社長を含む3人体制で業務に携わっています。将来的には4〜5人まで規模を拡大し、佐渡でノウハウを培ったHR事業をさらに展開させていく予定です。
常駐スタッフとして勤務する2人の男性スタッフは共に20代。X(旧Twitter)やInstagramなどを通じて、YAZが関わる事業はもちろん人材採用やDXに関する情報発信や、佐渡での暮らしぶりを紹介しています。
佐渡のスタッフで、新潟県内のテレビ局で報道記者として働いた経歴を持つ黒田さん。人材コンサルというジャンルは全くの未経験ながらも、これまでにはなかった仕事のやりがいや達成感を感じる場面が多くなったそうです。「テレビ局の仕事では、ペルソナが漠然としたニュース制作が多く、誰にとっての何のための仕事なのか?という点が不明確だと感じる部分がありました。YAZで人材採用の仕事、特に企業と学生のマッチングに関わるようになってからは、一人ひとりと向き合って成果を出していく必要があり、自分の動きや考え、挑戦そのものによっても結果が大きく変わることも実感しています。同じイベントでも開催する意義や必要性が明確であることで、仕事に対して面白さややりがいをこれまで以上に感じるようになりました」(黒田さん)。
一方、仕事以外のプライベートの時間も、佐渡に移住したことで随分変わりました。「REBIRTHの徒歩圏内にはコンビニやスーパーもないため、お昼は必然的にお弁当を作って食べるようになりました。仕事を通じで出会った島の人々との交流にもとても助けられていますね。地域の農家の方が野菜を持ってきてくださったり、魚が新鮮でおいしいと評判のスーパーを教えてもらったりと、島に合わせたライフスタイルが定着しつつあります」(黒田さん)。多少の不便は自分なりに工夫して乗り越えることで、生活に張り合いも生まれていると教えてくれました。