ソニアキューブ株式会社 | Page 2

更新日：2022年1月5日更新

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数ある地方都市の中から新潟を選んだ理由

アクセスの良さ、県民性、助成金制度
この３点の充実さに惹かれ、新潟へ

順調に金融業界でのコールセンターとしての立場を確立してきたソニアキューブですが、業務拡大をする上で人材確保の壁にぶつかったこと、災害など首都圏で何かあったときでも業務を止めないようにすること。この２つの観点から、地方拠点をつくることを決めました。そこで立ち上げたのが熊本のコールセンター。東京で請け負っていた業務を熊本で行うことで社内に余裕が生まれてきました。

しかし、業績が上がるごとにキャパシティが限界に達していきました。クライアントから業務拡大の要望を受け、他都市への進出を検討し始めます。

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（写真：鈴木さん ※取材当日はリモートで参加いただきました）

「当初は、福岡や広島、長野、新潟など、全国の地方都市で探していました。さまざまな角度から検討したのですが、最終的に決まったのは新潟県。首都圏からのアクセスの良さ、真面目で堅実な県民性で一定の人口数があり、人材確保が可能、補助制度が充実しているといった３点が決め手となりました」（鈴木さん）

新潟市は、首都圏から新幹線で約2時間。最初は教育のため東京から社員を送り込む必要があったので、日帰りできることは利点だったといいます。また、県や市の担当者から「新潟の人は真面目に働く」「長く働いてくれる」といった声が過去に進出した企業からあがっていると聞いたこと、人材を確保できる人口数があることもコールセンターを置く上で重要なポイントでした。そして、雇用や賃貸に関する補助金が魅力的だったこと。最大で賃貸オフィスの6割負担をしてくれるなど、他の自治体にはない独自の制度に惹かれ、新潟に進出することになりました。

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