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株式会社IMAGICA GEEQ| Page 2
目次
- 新潟進出を決めた理由
- 進出・立ち上げ時の不安
- 現地担当者の日常生活
- 新潟スタジオの目指す先
進出・立ち上げ時の不安
入社すぐに即戦力に
学校で培った高いスキル
受け入れ態勢は非常に好感触だったと話してくれた南部さんですが、新潟スタジオ立ち上げ当初は不安もあったそうです。
「新型コロナウイルスの影響による、人集めの難しさがまず直面した問題でした。大阪や東京で行ってきたものとは違う採用募集の方法が必要となりました。面接などもウェブで行わなければならなくなり、この準備に追われたのは事実です。ですが、問題は採用が決まってからでした。競合他社が少ない新潟だからこそ、デバッグ作業の経験者が少ないという問題です。完全に未経験の人たちばかりに対して、どのように業務の進め方を教えていくのがいいのか、非常に悩みました。しかし、実際に蓋を開けてみると、心配は無用でした。要因は、新潟進出の後押しともなった専門学校の存在です。新潟にはコンピュータの専門学校があり、卒業前からエクセルで関数を組める方が弊社の採用に応募をしてくれていました。また、アニメ・漫画の専門学校の学生さんも多く応募していただきました。私どものデバッグ業務ではゲームアプリの登場人物の性格などを把握した上でチェックを行わなければなりません。このキャラクターはこんな発言をしないなど、ある種専門的な知識が問われます。しかし、彼らはもともとアニメ・漫画に興味を持っているから、このハードルは軽く超えてきている。一から教えるどころか、入社時にはすでに高いレベルにいました。ですから、非常に助かりました」(南部さん)
実は、南部さんは行政主催の交流会や新潟市進出時の挨拶周りなどの際にこれらの学校を訪問していたそうです。髙倉さんによれば、新潟には彼らの専門性を生かすような企業が少なく、就職先が限られると学校関係者から説明があり、学校の就職担当者からはぜひ新潟へ進出してもらいたいと積極的な姿勢でお話をされたとのことです。
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住所
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<新潟テストスタジオ>
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