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新潟県では平成12年の海岸法改正を受け、平成15年3月に新潟北沿岸、佐渡沿岸、富山湾沿岸(富山県と共同)の3沿岸について海岸保全基本計画(以下、「基本計画」という)を策定しました。近年、気候変動の影響による平均海面水位の上昇は既に顕在化しつつあり、今後、さらなる平均海面水位の上昇や台風の強大化等による沿岸地域への影響が懸念されています。
こうした背景の中、令和2年7月に「気候変動を踏まえた海岸保全のあり方検討委員会」から、国に対して「気候変動を踏まえた外力の見直し」等を含めた提言がなされました。これを受け、国の『海岸保全基本方針』が令和2年11月に変更され、海岸保全施設の整備にあたり、気候変動の影響による平均海面水位の上昇などの外力の長期変化にも対応していく必要があると定められました。
これらを踏まえ、海水面の将来予測や外力(潮位、波浪、津波)の推定については、技術性・専門性が極めて高いことから、基本計画の変更に必要な検討項目のうち、特に技術的・専門的な事項に関する検討を目的とした部会として「海岸保全に関する技術部会」を設立しました。

新潟県海岸保全基本計画検討委員会についてはこちらをご覧ください。
| 議 題 | 開催日時 | ||
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 第3回技術部会 | ・委員変更に伴う規約改正について ・会議及び資料の公開について ・気候変動の影響を考慮した防護水準の検討 |
令和7年10月29日 |
| 令和6年度 | 第2回技術部会 | ・委員変更に伴う規約改正及び副部会長の指名について ・会議及び資料の公開について ・気候変動の影響を考慮した設計外力の検討 |
令和6年11月14日 |
| 令和5年度 | 第1回技術部会 | ・設立趣旨並びに規約(案)について ・部会長の互選について ・海岸保全基本計画の変更に向けた検討について |
令和6年3月11日 |
令和7年6月9日 時点
| 氏 名 |
職 名 |
|---|---|
| 犬飼 直之(副部会長) | 長岡技術科学大学 工学部 准教授 |
| 柴田 亮 | 国土交通省 国土技術政策総合研究所 河川研究部 海岸研究室長 |
| 中村 亮太(部会長) | 新潟大学 工学部 准教授 |
| 長谷川 真英 | 国土交通省 北陸地方整備局 河川部 地域河川調整官 |
| 若林 修 | 富山県 土木部 河川課長 |
| 新保 直人 | 新潟県 土木部 河川管理課長 |
※五十音順、敬称略