憧れの島暮らし。島しごと。粟島で輝く!看護職員 海と山に囲まれた粟島でゆったりとした生活を送り、島の皆さんの健康を支える看護師たちを紹介します。

看護師須藤 陽子

新潟市出身
2017年4月入職
島のお気に入り
自然が豊かなこと

★移住エピソード

島内では同じ名字の方がたくさんいるため苗字の他に名前も覚えましたが、親戚関係の方は容姿も似ていることも。移住当初は名前を間違えることがあり、笑って指摘されることもありました。

看護師神丸 惣

粟島浦村出身
2017年7月入職
島のお気に入り
波音が響く防波堤

★移住エピソード

島外の高校に進学、就職で10年ほど離れていました。看護師として島に戻りましたが、診療所以外でも住民の方から気軽に声を掛けていただき、人の温かさを昔のままだと感じました。

島で活躍中の看護師2人の
リアル対談!
「粟島で働く」って、
「粟島で暮らす」って、こういうこと!

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柔軟な看護活動を目指して、離島での看護をスタート

須藤
大学院時代に伯母の介護をしていた際に感じたのが、高齢者が住み慣れた地域で生活するために柔軟な看護活動の必要性でした。へき地や離島であれば、私が目指す柔軟な看護活動ができるのでは、と思ったことが、粟島移住の理由の一つです。実際に移住してみて、医師がいない分、看護師の責任は重いのですが、看護のあり方を考えながら仕事に当たっています。
神丸
私は10年ぶりに粟島に帰ってきました。看護師としての私があるのは父母をはじめ家族の協力や理解があったからだと思いますし、それとともに島の人のおかげだと思っているんです。島には医師がいませんし、看護師も以前は一人だったということもあり、看護師として働くことで粟島の人に恩返しをしたいと思って帰郷しました。大変ですが、やりがいをとても感じています。
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看護師に求められる「幅広い知識」と「的確な判断力」

須藤
離島での看護師は、患者さんの症状を観察して判断しなければなりません。そのために必要なのが幅広い知識だと思います。病院勤務では患者さんの家を訪問することはなかったのですが、島では訪問することもあり、実際に家に伺うと、診療所では気づかなかったところに気づくことがあるんです。病気についても予見しながら診ていくことの必要性も、ここに来て感じました。
神丸
以前、私が働いていた病院では専門的な知識が求められましたが、島では患者さんの症状を診てすぐに判断する力が必要だと改めて感じましたね。小児から内科、外科など年齢も症状も幅広い。看護師としてのキャリアは他の二人に比べて足りないので、スキルアップのために今は土日を利用して島外の研修に通っています。以前にも増して看護師としての責任とやりがいを感じますね。
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自然と人のやさしさで感じる島の魅力

須藤
移住の際に心掛けたのは、生活する地域のことを知りたいと思い、地域の生活に早く溶け込むようにしました。地域を歩くだけでも違うんですね。島の人の優しさに触れ、今では旬の野菜をいただいたり、料理の仕方を教えてもらったり。暮らしの中で地域の人とつながっているのを感じますね。買い物は不便ですが、自然も残っていて、生活をするにも過ごしやすい場所だと思います。
神丸
私にとっては故郷でもあり、島の人は私のことを子供の時から知っているわけです。休日に島を歩いていると、気軽に声をかけられ、話をしたりします。これは島を離れる前と少しも変わっていないことで、やっぱり人との関わりが近いのが、粟島のいい所だと思います。偶然にも今年は私の先輩後輩が4人も島に戻ってきましたので、若い世代が増えたのも魅力だと思います。
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島への移住を考えているなら、まずは行動してみては

須藤
20代でへき地や離島で働くことに、悩む人もいるかもしれないですね。私は4月から移住しましたが、今まで経験してきたことや自分に足りないものも見えてきました。医師がいない分、看護師の責務は重要ですが、粟島での仕事は看護の領域が広がり、やりがいがあると思います。看護師としてのキャリアアップの一つとして粟島で働くことを考えてもいいのではと思います。
神丸
私は7月に帰省して働いていますが、島の人により良い看護ができるためにも、今以上の知識を深める必要性を感じています。医師がいないので、看護師は専門分野が多い方が地域の人にとってもいいのではと思います。そのために再び島を出て他の医療機関で学んでから島に戻ってくるかもしれないです。粟島は小さな島ですが、まずは実際に来てみて飛び込んでみてください。

ある休日の1日〜須藤さん編〜

6:00 起床
午前中 釜屋の海でコーヒーを飲む。その後、島にある日帰り温泉に行く

ハンドドリップ
で淹れたコーヒー
を海岸で楽しむ

木漏れ日
の道を散策


疲れた体は
島唯一の天然温泉
で癒やす

こんな1日の過ごし方 夏は朝4時ごろから近所の人の畑仕事の音で目が醒めることも。ハンドドリップでコーヒーを入れて飲むのが楽しみ。地域にある天然温泉でリフレッシュ

休日のイメージ写真

ある休日の1日 ~神丸さん編~

7:00 起床
午前中 友人と海で過ごす

夏の素潜りは
粟島暮らしの
醍醐味

ご近所さんから
朝採り野菜の
おすそ分け

仕事の後に友人と
防波堤で缶コーヒー
を飲みながら語らう

こんな1日の過ごし方 朝食後は友人と素潜りをして海を満喫。昼食は海岸で釣った魚を炭火でバーベキュー。昼食後は再び友人と海水浴を楽しみ休日を満喫

休日のイメージ写真
2017年10月10日取材

キラリ☆と光る魅力がこんなに!粟島浦村の暮らし

  • 海の幸だけでなく、
    旬の野菜の
    おいしさを実感

    キラリ☆1

    新潟県内の中でも豊かな漁場で知られる粟島。鮮度の良い魚が手に入るのはもちろん多くの家で野菜を育てています。特産品のじゃがいもは美味と評判!

  • 人との関わりも
    密接なので、
    今も温かな人情が
    根付いています

    キラリ☆2

    島の人口は370人。誰もが顔なじみなので、集落を歩いていると気軽に言葉を交わすのは、ここではごく自然な光景。畑で採れたての野菜のおすそ分けも珍しくないんですよ

  • 夏の
    マリンスポーツや
    釣りを楽しむにも最適

    キラリ☆3

    エメラルドブルーの海はダイビングスポットとして島外から多くのダイバーが訪れるほど。釣りのスポットとしても知られ、シーズンには釣り客で賑わいます。島にいればいつでも海釣りを満喫

  • 自然の豊かさを
    実感できる
    星空や湧き水

    キラリ☆4

    夜空を見上げれば、眩いばかりに輝く星空。都会では経験することのできない景色です。島内には自然が残り、至る所で湧き水も。

  • 職場までの
    移動距離が短く、
    時間も有効に使える

    キラリ☆5

    粟島では都会のような長時間の通勤もありません。職場と自宅まで近いので、昼食を自宅で食べることもでき、ランチタイムも充実

離島のため、看護師に求められることはとても幅広く、専門職としての技術や知識を活かせるように、仕事が円滑に進むようにサポートするのが私の役割です。現在、島には看護師はいますが、保健師やケアマネージャーは不在のため、島民の生活を守るために看護師同様に人材が求められています。人口が少ない分、粟島では今も住民同士のつながりが深く残り、都会では経験できないことだと思います。この島での経験は生活や仕事などに多くのことを気づかせてくれます。へき地医療に興味があれば、ぜひ一度ご相談ください。見学も受け付けています。

森田 真人さん 写真
粟島浦村
保健福祉課長
森田 真人さん

おしごとデータ

看護師募集

業務内容 ・患者への対応(約束処方などの薬の処方、簡単な処置、救急時の対応など)
・来院患者は一日10人ほど、TV診療時は15人ほど
・人口360人中107人が75歳以上。高血圧、高血糖の患者が多く、ひざ痛などの関節症の患者(湿布や痛み止め)も多い。
・一般内科の対応がほとんどであり、眼科、耳鼻科、整形外科等の患者の場合は、本土へ通院している。
・週2~3回のTV電話による診療(村上総合病院の医師)の補助
・月4回(3月~11月)の歯科診療(歯科医師、歯科衛生士が来所)の事務補助
・救急時の対応は、村上総合病院の救急とTV電話でつなぎ、診察をする。医師の指示により処置し、場合によってドクターヘリや臨時船を要請し、本土へ搬送する。
募集内容 主任看護師 1名、看護師 2名
応募資格: 主任看護師 5年以上の経験
看護師 1年以上の経験
年齢 20~60歳未満
雇用条件 正規職員(地方公務員として)
就業場所 粟島へき地出張診療所
(新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1513-11)
就業時間 8:30~17:15(休憩1時間含む)
ただし、急患対応あり。夏期休日診療あり(代休対応)。
休日等 土日祝日休み、週休二日制、年間休日数122日
夏季休暇、5日間、年末年始休暇12/29~1/3
その他、有給休暇、特別休暇等あり
給与 「粟島浦村職員の給与に関する条例」の規程による。以下の金額は例示であり、経験等を勘案して決定。
主任看護師:
5年経験の場合  277,900円より(初任給)
10年経験の場合  346,600円より(初任給)

看 護 師:
1年経験の場合  217,700円より(初任給)
3年経験の場合  250,300円より(初任給)
上の金額の他、時間外手当は別途支給
待遇・福利厚生 賞与年2回(6、12月)、昇給年1回
採用・選考、応募方法 採用予定:随時
選考方法:書類選考及び面接
応募方法:履歴書(写真つき)及び職務経歴書、看護師免許証の写しを下記へ送付してください。
その他 ・住宅は村営住宅を用意します
・転居に係る費用(輸送費に限る)を負担します
・見学・面接に係る交通費を一部助成(応募者に限る)
・面接は相談により場所を決定(県外も対応)
*勤務希望年数等については、相談に応じます(2~3年間勤務など)
お問い合わせ先 〒958-0061 新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1513-11
粟島浦村役場 保健福祉係 森田
TEL:0254-55-2111
FAX:0254-55-2159
E-mail:eisei@vill.awashimaura.lg.jp
2019年10月1日現在

保健師募集

募集内容 保健師:1名
応募資格:保健師免許を有する者
年齢 20~60歳未満
雇用条件 正規職員(地方公務員として)
就業場所 粟島浦村役場及び保健センター
(新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1513-11)
就業時間 8:30~17:15(休憩1時間含む)(土日祝休み)
給与 「粟島浦村職員の給与に関する条例」の規程により支給
諸手当:規定により支給
待遇・福利厚生 賞与年2回(6、12月)、昇給年1回
採用・選考、応募方法 採用予定:随時
選考方法:履歴書による書類選考及び面接
応募方法:履歴書(写真つき)と保健師免許証の写しを下記へ郵送してください。
お問い合わせ先 〒958-0061
新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1513-11
粟島浦村役場 保健福祉係 森田
TEL:0254-55-2111
FAX:0254-55-2159
E-mail:eisei@vill.awashimaura.lg.jp
2019年10月1日現在
看護師の求人につきましては、粟島浦村 保健福祉係へ詳細をお問い合わせください。
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