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【妙高砂防】「夏休み自由研究!実験&工作&親子防災教室」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0763828 更新日:2025年8月8日更新

 7月29日(火曜日)に地すべり資料館にて「夏休み自由研究!実験&工作&親子防災教室」を開催しました。当日は36名の方にご参加いただき、災害に関する講座や工作などを行いました。  

1 当日の様子

 はじめに、妙高砂防事務所職員扮する「地すべり博士」による防災講座が行われました。

 まず「自然災害から命を守る」DVDで、津波や土砂崩れなどの自然災害について学習し、続けて地すべり博士から「災害時の避難の方法」「地震が起こるしくみ」などについて解説を受けました。参加者の皆さんは、阪神・淡路大震災の記録映像や能登半島地震の際の津波の観測映像など、実際の災害の様子に特に関心を示している様子でした。

 

DVDを視聴している様子   防災講座の様子


 防災講座の後は、2つの班に分かれ、「実験」「工作」を交互に実施しました。

 「実験」では、地層実験と液状化実験を行いました。

 地層実験では、透明な円柱に、粒の大きさが異なる小石やビー玉を水と一緒に流し入れ、重いものから順に沈んでいくことで地層ができる様子を観察しました。液状化実験では、水が混ざった砂の上に家やビル等を設置して街を再現し、両側から地震をイメージした揺れを起こすことで、液状化が発生するしくみを学びました。
 

     地層実験装置にビーズを流し込む様子  地層が堆積した装置

     容器を叩いて揺らしている様子  液状化が起こった装置を観察している様子


 「工作」では、実験で見てもらった液状化実験装置のミニチュア版を作成しました。

 まずプラスチック容器内で砂と水を混ぜ、水加減を調整しながら、容器を叩いたときに液状化が発生する地盤を作ってもらいました。できた地盤に、建物や木をイメージした模型や、マンホールをイメージした調味料入れを設置したら、ミニチュアの完成です。容器を叩いて地震に見立てた揺れを起こすことで、設置した建物が傾く、埋めていたマンホールが表面に浮上するなどの、液状化現象の様子を目の前で観察しました。

       水と砂を混ぜている様子  建物の模型を並べている様子

      模型を並べている様子  容器を叩いて揺らしている様子

 ★液状化実験装置の材料や作成方法についてはこちら↓をご覧ください。

  液状化実験装置の作り方 [その他のファイル/1.75MB]

       

                 
 工作や実験では、参加者の皆さんが楽しんで学習している様子が大変印象的でした。
 防災教室を通じて学んだことは、ぜひ家族や友人と共有していただき、今後の生活において役立てて頂きたいと思います。暑い中、ご参加いただきありがとうございました。

 

2 イベントの概要について

・日程 令和7年7月29日(火曜日) 9時30分~11時30分
・会場 地すべり資料館(上越市板倉区猿供養寺)
・主催 地すべり資料館運営協議会(新潟県妙高砂防事務所・上越市板倉区総合事務所ほか)

 

3 当日の報道について

 当日は報道機関より取材いただき、イベントの内容について番組や紙面で取り上げていただきました。

 

【NST新潟総合テレビ 様】
 当日の様子を7月29日夕方の「NST NEWS タッチ」内で紹介していただきました。


【上越タイムス社 様】
 ​当日の様子を7月31日の上越タイムス紙面に掲載していただきました。

 

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