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令和5年度「防災功労者内閣総理大臣表彰」を県内の4団体が受賞しました。

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0610220 更新日:2023年9月20日更新

 令和5年度防災功労者内閣総理大臣表彰は、本県から4団体が受賞し、令和5年9月15日(金曜日)に内閣総理大臣官邸において、岸田内閣総理大臣から表彰状を授与されました。

表彰制度の概要

 防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。

受賞団体

中越市民防災安全士会

功績概要[防災体制の整備]

 中越市民防災安全士会は、市民に対して防災に関する多様な相談に応じている「防災よろず相談」の窓口を常設し、アドバイスを行っているほか、地域の防災訓練や防災講話に講師を派遣し、日常的に市民の防災力の向上に寄与している。
 また、自主防災会長等を対象にした研修を開催し、自主防災会に期待される役割について具体的な活動事例を用いて説明するなど、自主防災活動の活性化にも貢献している。

NPO法人ふるさと未来創造堂

功績概要[防災思想の普及]

 NPO法人ふるさと未来創造堂は、「御用聞き(防災士や地域とつながりのある方等)」による学校訪問やヒアリング等を通じて、小中学校の防災教育を支える体制を構築していることが評価されたもの。
 行政と連携した防災学習教材の設置や地域と学校を結びつける活動などにより、子どもをきっかけとした家庭での防災意識の向上を図り、地域の防災力強化に貢献している。

村上市消防団

功績概要[災害現場での顕著な防災活動]

 村上市消防団は、令和4年8月3日からの大雨に際し、令和4年8月3日から延べ2,600名が出動し、積み土のうの実施、河川等の警戒巡視、排水活動、住民の避難誘導、救助等の水防活動を行った。
 大規模な災害にもかかわらず人的被害は負傷者1名にとどめるなど、平素の水防意識の高揚と相まって、人命の安全確保と被害の軽減に多大な貢献をした。
 その他にも、土砂や流木の撤去等に取り組んだ。

村上市小岩内区

功績概要[災害現場での顕著な防災活動]

 令和4年8月4日未明、新潟県村上市小岩内区内において、豪雨を主因とする土砂流出が発生し、流出した多量の土砂、流木は下流約500mまで押し寄せ、家屋6戸が全半壊、市道埋塞、田への土砂流出などの未曾有の大被害を受けた。
 村上市小岩内区区長、防災士2名及び消防団10名は、3日夜の避難指示発令を受け、地区内の公会堂に集合し対応を検討した。村上市の指定する避難所に通じる市道が土砂崩落により通行止めとなっていた状況から、地区住民に防災無線で地区外に出ず公会堂へ避難するよう呼びかけた。
 また、夜間で雨音が大きかったことから防災無線に気づいていない住民もいる可能性があったため、防災士、消防団は、戸別に訪問し、速やかな避難を呼びかけるとともに、体が不自由で避難に時間を要する高齢者等を援助しつつ、住民全員が公会堂や高台へ避難した。
 その後、地区内を流れている小岩内大沢川が水位上昇し、石がゴロゴロと流れる音が聞こえたため、下流にある公会堂は危険と判断し地区の高台へ再避難した。再避難の後に土砂、流木が人家や一時避難していた公会堂に到達したが、区長始め防災士、消防団の適切な判断や迅速な避難行動により、死者、行方不明者が一人も生じなかった。

 当該地区は、昭和42年の新潟県北部全域を襲った羽越水害を経験しており、当時の状況を踏まえ、今回の雨の降り方が尋常でないと判断し、早めに避難したことにより人的被害を防いだ。
 なお、当該地区では市の防災訓練時に、「声を掛け合って避難する訓練」「避難ルートの再確認」「全員避難済みかどうか確認」を併せて行い、日頃から危機管理意識を高めている。

 

受賞の詳細については、内閣府(防災)のホームページをご確認ください。

令和5年防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者決定について<外部リンク>

表彰式の様子については、下記のホームページからご覧いただけます。

政府インターネットテレビ 防災功労者内閣総理大臣表彰式 令和5年9月15日<外部リンク>

首相官邸ホームページ 令和5年9月15日 防災功労者内閣総理大臣表彰式<外部リンク>

 

令和5年度防災功労者内閣総理大臣表彰 表彰式集合写真

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