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【魚沼】入浴施設を管理する方へ、レジオネラ症を防止しましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061713 更新日:2022年5月26日更新

レジオネラ症を知りましょう!

レジオネラ症とは

 レジオネラ症は、レジオネラ属菌の感染によって起こる感染症で、肺炎を中心とするレジオネラ肺炎と、肺炎にならない自然治癒型のポンティアック熱の2つの病型があります。
 特に問題となるのが、レジオネラ肺炎で、腎不全や多臓器不全を起こして、死亡する場合もあります。
 レジオネラ肺炎は、2~10日(平均4~5日)の潜伏期を経て発病し、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛・呼吸困難などが現れ、症状は日を追って重くなっていきます。
 レジオネラ肺炎は健常者もかかりますが、糖尿病患者、慢性呼吸器疾患者、免疫不全者、高齢者、大酒家や多量喫煙者はかかりやすい傾向にあります。

感染の主な原因

 レジオネラ症は、レジオネラ属菌を包んだエアロゾル(非常に細かい水滴)を吸入することにより起こります。
 レジオネラ属菌に汚染された循環式浴槽水、シャワー、噴水のエアロゾルを吸入したり、浴槽内で溺れて汚染水を吸い込んだ時などに感染・発病が報告されています。

入浴施設におけるレジオネラ症防止対策

 これまでのレジオネラ症の発生事例を考慮して、入浴施設では次のような対策が必要です。

(1)菌を入れない

  • 気泡発生装置の空気取入口から土ほこりが侵入しない構造にする。
  • 貯湯設備は外気に触れない構造にする。

(2)菌を増やさない

 浴槽、配管、循環ろ過装置内で菌を増やさないために、定められた頻度で浴槽水を完全に取り替えるとともに、定められた頻度で洗浄・消毒を行う。特に、循環ろ過された浴槽水は、塩素等で消毒する。

(3)菌を撒き散らさない

  • 浴槽の湯口からは新しい温泉水や湯、水以外は流さないようにする。
  • 打たせ湯には新しい湯を使用する。

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