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【新発田】地域づくりサポートチーム活動報告(令和2年度)
県では、人口減少や高齢化の進行により地域づくりの担い手が不足する中、地域課題の解決に向けた住民の主体的な取組を後押しするため、「新潟県地域づくりサポートチーム」を各地域振興局に設置しました。
新発田地域振興局管内では、新発田市菅谷(すがたに)地域をサポートします。
今後、地域と対話を重ねながら、地域が実現したいビジョンを形にする取組を支援します。
サポートチームと地域の活動
令和2年12月24日 新発田市内で菅谷産の里芋 「笑み里つばさ」 を販売しています。
今年もすがたにの里芋が収穫時期を迎えています。
そのほとんどが地元で消費され、スーパーなどでは、これまで見かけることの少なかった特別な里芋です。
一般的な里芋に比べ、ねっとりとした濃厚な口当たりが特徴。また、「冷凍保存しても風味があまり落ちません」とのこと(新発田市内の割烹の料理長から)
昨年に引き続き、新発田市内の「かんだストアー」様や新発田地域振興局内の生協売店に置かせていただいています。
(運が良ければ、ABODE菅谷が出店する「すがたに野菜市」でも見つけることができるかも)
◇◆ 里芋の名前が決まりました ◆◇
「笑み里(えみさと) つばさ 」です。
菅谷小学校6年生が、授業の一環で種芋の植え付けから栽培、収穫を体験し、調理実習も行ったなかで考案した名前です。
「笑みの絶えない里でとれた里芋」という意味と、菅谷の下中山地区の皆さんが「ツバサ芋」と呼んでいたことから名付けられました。
(左:新発田市内・かんだストアー様、右:新発田地域振興局・生協売店)
令和2年11月17日 定例ミーティング(第6回)
前回(10月20日)参加できなかった方もいたことから、そのふり返りと今後の活動方針や具体的な取り組みを確認しました。
参加したメンバーからは、「将来的に地元の方が気軽に交流できる『サロン』のようなスペースを作りたい」「里芋の品種を解明し、プレミア感を高めたい」「里芋がもっと売れるようにするにはどうしたら良いか」といった課題が挙げられ、サポートチームとともにアイディアを出し合いました。
今回出されたいくつかのアイディアの実現に向け、アボデで検討、情報収集を進めます。
令和2年10月20日 定例ミーティング(第5回)
講師・ファシリテーターとして、有限責任事業組合まぢラボの石本貴之氏をお招きしました。
当日は地元の自治会関係の方にも参加いただき、ABODE菅谷の活動に対する双方の考え方を確認し、また、アボデの皆さん自身が、これからどのように進めたいかを見直す話し合いを進めました。
サポートチームからも、地元の方の助言をより広く得ながら、ABODE菅谷の目標実現に向け支援していきたいと考えています。
令和2年9月15日 定例ミーティング(第4回)
野菜市での販売で好感触を得た「盆かざり」(右の写真)を、来夏の制作に向けて準備することとし、その材料の一つ「ホオズキ」の栽培について協議しました。
※この辺りでは、りんごやナシ、小さなカボチャなどを集めて、お盆のお供え物として飾ることがあります。
ABODE菅谷だけでなく、地区内の住民の皆さんにも栽培を手伝ってもらえるよう、そのための資材の調達、植え付けや管理方法の伝え方などの検討を始めました。
また、7月にアカウントを開設したインスタグラム【ABODEすがたに(@abode_sugatani) 】<外部リンク> )でも、引き続き情報発信を進めていくこととし、メンバー内での共有方法などを話し合いました。
令和2年8月18日 定例ミーティング(第3回)
8月6日、11日の2日間実施した、ヨリネスしばた(新発田市役所本庁舎)「札の辻広場」での野菜市出店の状況や、来場者の反応を共有しました。
サポートチームとともに、その告知の仕方や運営方法(対応スタッフの分担など)について意見を交わし、今後、月1、2回程度のペースで継続して出店していくことを確認しました。
◆すがたに野菜市は、これからもヨリネスしばたに出店します。
出店日などの詳細は 【ABODE 菅谷 -kitaechigo-】 Facebookページ<外部リンク> でお知らせします。
また、この定例ミーティングの機会を使って「勉強会」を実施することとしました。
地域づくりの専門家を招き、集落内でのABODE菅谷の役割や関わり方、組織運営の事例などを学ぶ予定です。
令和2年7月21日 定例ミーティング(第2回)
ABODE菅谷との定例ミーティングを開きました。
ホームページやSNSの運用についてサポートチームと意見交換し、今後、菅谷地区の紹介やファンの獲得に活用していくことを確認しました。
また、今年は新型コロナウィルス感染症拡大への懸念から月イチの野菜市を開けずにいますが、これに代わる販売方法を話し合いました。
<すがたに野菜市>を出店します!
8月6日木曜日、ヨリネスしばた(新発田市役所)「札の辻広場」に出店します。
ピンク色の「すがたに野菜市」のノボリと、緑色のTシャツが目印です。
令和2年6月16日 定例ミーティング(第1回)
菅谷地域の活性化を目指す団体「ABODE菅谷」と振興局サポートチームとの今年度初めてのミーティングを実施しました。
新メンバーも加わった総勢18名で、昨年度策定した「実践プラン」を踏まえたサポートチームの関わり方や、今年の取り組みについて、意見交換をしました。
新型コロナウィルス感染症拡大への不安から、例年実施している野菜市が開催できないなど難しい状況ですが、今後も定期的に集まり、検討を進めていきます。
地域づくりサポートチーム実践プラン(令和元年度)
地域が実現したいビジョンを具体化した「地域づくりサポートチーム実践プラン」を、新発田市菅谷地区と新発田地域振興局地域づくりサポートチームとで策定しました。
実践プランは以下の添付ファイルでご覧ください。
新潟県地域づくりサポートチーム(新発田市菅谷地区)実践プラン (令和2年3月策定) [PDFファイル/19KB]
菅谷地区の紹介
菅谷地区は、新発田市域の北東部に位置し、胎内市と接しています。
日本三大不動尊のひとつである「菅谷不動尊」の門前町であり、米沢に続く旧羽前街道沿いに栄えた歴史を持ち、菅谷りんごやぶどうなどの果樹産地として知られるほか、良質なコシヒカリが生産されています。
◆ABODE菅谷でインスタグラムも始めました!
【ABODEすがたに(@abode_sugatani) 】<外部リンク>
地元の風景などがこれから続々とアップされていく予定です。
ぜひフォローしてご覧ください。
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