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【下越】今どきの、猫の飼い方

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0058066 更新日:2020年12月2日更新

よりよいキャットライフを楽しむために

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新潟県内も都市化が進み、ネズミを捕る目的で猫を飼う人はめっきり少なくなりました。猫に「癒し」を求める人が増え、家族の一員として飼う方が増えてきました。
 一方、猫に関する苦情や相談も毎日のように寄せられています。
 また、飼育用品も進化し、猫を飼っていても「猫臭くない」家が増えています。
 そんな「今どき」の猫の飼い方について、多くの方に知っていただきたいと思います。

猫を飼う前の事前準備はこちらを参照して下さい

1 今どきは、完全室内飼育

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 「外に出してあげないとかわいそう」と思う方も多いと思います。しかし、猫は狭いなわばりでもストレスなく生きていける動物です。実際に室内飼いの猫は増えていますが、猫がストレスを感じて病気になったという話はなく問題なく順応できています。登り降りの運動ができる場所と外が見える窓が大好きですのでそんな場所を用意してあげましょう。外に出る猫の寿命は7年くらいですが、室内飼いの猫の寿命は15年くらいと2倍も長生きします。
 また、最近の飼育用具は進化していてトイレの始末も大変簡単ですし、家の中で飼っても糞尿のニオイがしなくなりました。猫は大変きれい好きです。トイレはこまめに掃除してあげてください。

 

室内飼育のメリット

  1. 交通事故に遭わない
  2. 糞尿や鳴き声で近所迷惑になることがない
  3. 猫が病気にかかりにくくなり長生きできる

2 今どきは、不妊去勢手術をして飼う

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 手術するのはかわいそう」、「自然に任せるのがいい」などの意見もあるようですが、実際には手術をした方が、猫も飼い主さんもストレスなく幸せに暮らせます。また、生まれてきた子猫の飼い主をすべて見つけることは大変難しく、たくさんの子猫たちが処分されています。かわいそうだからと責任の持てない命の繁殖を許すことは、何の罪もない命を奪うことと同じなのです。
(平成29年度に県内で致死処分となった猫は785頭です。)
 不妊去勢手術は、猫が大人になる前(生後6ヶ月くらい)に行うと、オスやメスとしての行動を起こさず、室内飼育に適した猫になってくれます。大人になると、オスは非常に強い臭いのする尿をあちこちに吹きかけるスプレー行動をします。メスは生後6ヶ月過ぎで最初の発情期を迎え、互いを求めて外に出たがり、毎日のように甲高い声で鳴きつづけ、飼い主は夜も寝られない状況になります。そしてこの時に根負けして外に出してしまうと、ほぼ100%妊娠します。
(猫の妊娠期間はわずか2ヶ月、年2~3回妊娠し、1回に4~8匹出産します!)

不妊去勢のメリット

  1. 子供が生まれることがない
  2. オスはスプレー(マーキング)行動をしなくなる
  3. 発情期特有の大きな鳴き声がない
  4. 他の猫とケンカすることがない
  5. 「恋人より飼い主が大好き」で生涯を過ごすことができる

3 今どきは、首輪と迷子札

今どきは、首輪と迷子札の画像

 「外に出さないんだから着けない」という飼い主さんもいらっしゃいますが、動物保護管理センターには、「猫がいなくなった」という相談が毎日のように寄せられます。
 「もしも」の時のために迷子札を着け、飼い主の名前と電話番号がわかるようにしておきましょう。

 

4 今どきは、きちんとワクチンを接種して飼う

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猫の感染症には様々なものがあり、子猫の時にかかると死んでしまうこともあります。しかし、その多くはワクチンの予防接種で防ぐことができますので、必ず受けさせるようにしましょう。
普段から猫の様子をしっかり確認し、気になる症状があれば早めに動物病院を受診して下さい。また、完全に室内飼いをすることで感染症予防になります。絶対に外に出さないでください。

混合ワクチンで防げる病気

猫ワクチン猫汎白血球減少症(Fpv)
パルボウイルスによる主として腸炎症状を起こす感染症で、幼猫の死亡率が高い。経口(糞便)で汚染された体を舐めることや、糞便により汚染された食物の摂取)・経気道感染(飛沫を吸い込むなど)等により伝播する。ウイルスは感染力が非常に強く、人間の靴に付いて運ばれることもあり、室内飼いでも注意が必要。

猫ウイルス性鼻気管炎(猫カゼ)
ヘルペスウイルスによって起こる伝染性呼吸器疾患。感染猫の唾液やくしゃみなどの飛沫により経気道感染する。

 

猫カリシウイルス感染症(猫カゼ)
カリシウイルスによる伝染性呼吸器疾患。感染猫の唾液やくしゃみなどの飛沫により経気道感染する。


この3つの感染症は、3種混合ワクチンで予防できます。
通常、生後2ヶ月過ぎに1回、さらに1ヵ月後にもう1回接種することにより免疫が高まり、以後毎年1回接種すれば免疫が維持できます。室内飼育の猫でも、飼い主がウイルスを持ち込むことがありますので、予防が必要です。

単独接種のワクチンで防げる病気

猫白血病ウイルス感染症(Felv
感染猫との喧嘩による咬傷で唾液内のウイルスが体内に侵入すると高い確率で感染する。犬や人には感染しない。発症するとリンパ腫や非再生性貧血、免疫不全などひき起こし死に至る。2~3年で発症し完治することはない。

猫免疫不全ウイルス感染症(Fiv:猫エイズ)
レトロウイルスの一種により起こる感染症。別名「猫エイズ」とも言われる。喧嘩のときの咬傷などにより感染する。犬や人には感染しない。人のエイズ同様、免疫力を低下させる。症状としては難治性の貧血、口内炎、肺炎等がある。治療法はなく発症すると完治することはない。

予防法も治療法もない病気(完全室内飼いで感染を防ぐことができます!)

猫伝染性腹膜炎(FIP)
コロナウイルスによる伝染性疾患で、腹膜炎だけでなく種々の臓器が冒される。感染源は感染猫の尿などである。治療法はなく発症すると完治することはない。

人獣共通感染症について (ノミによる皮膚炎・疥癬・回虫症・条虫症・皮膚糸状菌症)

共通感染症人と猫の病気は異なり、病原体も異なるため、病気をうつし合うことは基本的にはありません。ですがなかにはまれに共通する病原体があり、これを人獣共通感染症といいます。むやみに恐れる必要はありませんが、正しい知識と接し方を覚えておきましょう。健康なら、こうした病気に感染したとしても免疫が勝つことがほとんどですが、過剰なスキンシップは避けることが大切です。免疫力の低い小さな子供や高齢者、持病のある人は注意しましょう。

内部寄生虫症(駆虫薬あり)

ねずみ追いかけ回虫症
回虫とは5~10センチほどの白い線虫。規制した回虫は小腸内で卵を産み、便と一緒に出た虫卵を口にすることで他の猫にもうつる。母乳を介して子猫にもうつる。症状は下痢や嘔吐・脱水。便の顕微鏡検査で調べられる。

条虫症
サナダムシが小腸に寄生することで下痢、脱水、食欲不振、体重減少が起こる。寄生されたノミやネズミ、蛙などを捕食したり、環境中にいる虫卵を口にすることでうつる。便検査で調べられる。

鉤虫症
口に鉤(カギ)を持つ1~2センチの線虫が腸壁に食いついて吸血する。症状は貧血、血便、食欲不振、腹痛など。感染猫の便中には虫卵があり、成長した幼虫を口にしたり、環境中にいる幼虫が皮膚から浸入することが原因。母猫が寄生していると母乳や胎盤を通じてうつる。便検査で調べられる。

原虫症
コクシジウムやトキソプラズマ、ジアルジアなどの単細胞生物(原虫)が小腸などに寄生する。寄生された猫の便や寄生された動物の生肉を口にすることが原因。症状は下痢、脱水、成長不良、嘔吐などで、子猫の場合は死亡することも多い。便検査で調べられる。感染中は便中に原虫を排泄するため、完治までは使用後のトイレを熱湯消毒する必要がある。

 

外部寄生虫症(駆虫薬あり)

ノミノミによる皮膚炎
ネコノミに寄生されることが原因。目視でノミやノミの糞、卵を確認出来る。かゆみが主な症状。ノミから条虫など他の寄生虫がうつったり、子猫の場合貧血を起こすこともある。

疥癬(ヒゼンダニ)
感染猫・犬との接触、ブラシの共有で寄生される。激しいかゆみや炎症、フケ、脱毛の症状が頭部から全身に症状が広がる。皮膚の一部を採取し顕微鏡で確認して調べる。

耳疥癬(ミミヒゼンダニ)
感染猫との接触で耳ダニが寄生して外耳炎を起こす。耳の中に黒い耳垢(ダニの糞)が溜まったり悪臭がする。耳垢を顕微鏡検査して調べる。

 

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症
カビの一種である真菌が皮膚に感染する病気。真菌は環境中に普通に存在し、健康であれば問題ありませんが免疫力が落ちていると感染し、感染すると皮膚に円形の脱毛が見られるようになります。抗真菌剤を投与して治療しますが、完治に時間が掛かります。

5 その他に注意することは

その他に注意することはの画像

キャットフードは猫の年齢や病気に合わせたフードを与えましょう。市販されているキャットフードは、猫に多い下部尿路疾患やタウリン欠乏に配慮した総合栄養食です。それ以外のものを食べさせると逆に栄養が偏ったり、肥満になったりするので、フード以外のものは与えないでください。
 不妊去勢手術をした猫は太りやすいので、猫じゃらしなどで遊んであげましょう。また、抜け毛が気になる場合は、こまめにブラッシングして予防しましょう。

子猫を迎えたら(子猫の飼い方)

 子猫を迎えたら(子猫の飼い方)の画像1子猫をもらってきたその日は、親や兄弟と離れた寂しさと環境の変化にとまどってしまいます。人間の赤ちゃんと同じく、子猫もとってもデリケートです。不安のあまり夜泣きをしたり、体調を崩して風邪を引いたり、時には下痢をすることもあります。まずは猫用ケージの中で暖かくしてゆっくり休ませましょう。ストレスになりますので、馴れないうちは触りすぎたりしないようにしましょう。(お子さんの構い過ぎに注意!)遠くからそっと観察し、具合が悪そうだったら早めに動物病院に連れて行って下さい。

快適な室内環境を用意しよう

猫を飼う前の準備【上下運動が出来るケージ】
閉じ込めるとかわいそうと思う方もいますが、子猫の頃から習慣づけて上手に使いましょう。また、上下運動が出来ると、猫は自分でエネルギーを発散できます。環境に慣れてきたら、猫をケージに入れっぱなしにせず、一部屋だけ開放し、脱走や誤飲などの危険が無いようにして遊ばせましょう。最低1ヶ月はケージを活用した生活を推奨します。ケージのある生活に慣れていると、自分だけの安全な場所と認識し、ひとりになりたい時は自ら入るようになりますし、災害時や入院時にも役立ちます。

【落ち着く寝床】
クッションや段ボールに使わなくなったタオルや毛布を敷き暖かくしてあげましょう。子猫は寒さにとても弱いので、冬場は暖房やペットヒーターを活用しましょう。生後4ヶ月くらいまでの子猫は特に気を抜けません。室温は22~28℃を保ち、湿度は50%上をキープしましょう。

【ごはん・水】
子猫には子猫専用フードをあげましょう。与える量は猫の体重とフードの表示を見て決めて下さい。食事の回数は小さいうちは3~4回、大きくなったら2回で良いでしょう。ドライフードを食べない(食べられない)場合は缶詰やふやかしたドライフードなど、柔らかくて食べやすいものをあげてください。ごはん・水はトイレから離れたところに設置しましょう。

【トイレ】
トイレは市販のトイレ砂が便利です。猫は非常にきれい好きで、トイレにこだわりがあります。猫の大きさに対してトイレが小さいとよくありません。トイレの縁に猫がつかまって排泄していたり、体がはみ出しているようなら、トイレが小さすぎます。十分な大きさのトイレを用意しましょう。また、カバーが付いているタイプのトイレは、砂が飛び散らないので人には便利ですが、猫にとってはカバーのないタイプのトイレの方が快適でしょう。

人とのかかわりを大切に

猫と遊ぶ【爪とぎ器・爪切り】
猫には爪を研ぐ習性があります。心地よい爪とぎ器があれば、柱やソファーで爪を研ぐことも無いでしょう。また、こまめに爪を切ることで防ぐことも出来ます。爪切りを嫌がる子にならないように、押さえつけたり、切りすぎたりしないよう注意しましょう。

【ブラッシング】
小さい頃から慣らしましょう。猫には毛球症という毛玉が詰まる病気があります。ブラッシングで抜け毛を取り除くことが一番の予防になります。

【猫と遊ぶ】
猫じゃらし等でしっかり遊んであげることで、捕食行動が適切に満たされるだけでなく飼い主さんとの絆も深まります。ただし、人間の体をおもちゃにして遊ばせないようにしましょう。手や足で猫をじゃらすことを習慣にしてしまうと、猫は人の体を遊び道具だと思い怪我をする恐れがあります。

【キャリーケース】
病院などに連れて行くときに重宝します。移動中の脱走を防ぎ、かつ安全に猫を運ぶことが出来ます。

 

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