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【新潟】山の下閘門修繕工事の様子(平成29年2月12日~2月28日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054787 更新日:2017年2月28日更新

 平成29年で建設50年となる山の下閘門排水機場では、老朽化した閘門の修繕工事を2月から3月にかけて行います。
 工事の様子を随時お知らせします。

平成29年2月28日(火曜日) 川霧

通船川に霧が発生しています
通船川の水面に白い雲のような霧が発生しています

 今朝の通船川は、川霧(川に立ち込める霧)が見られました。
 早朝の新潟市の気温が氷点下以下であったため、川の水との温度差によって水蒸気が発生したようです。
 このような光景を山の下閘門排水機場の付近では、冬期間に何回か見ることができます。
 川霧は水面から2~3mの高さまでありました。
 一昨年には川が見えなくなる程の川霧が発生したこともあります。

平成29年2月27日(月曜日) 錆びた鋼材

長年の使用により鋼材はこのように腐食しますの画像
長年の使用により鋼材はこのように腐食します

 防舷材を取り替える時に、木材を固定する鋼材も一緒に取り替えました。
 山の下閘門は海に近いことから、防食塗装をした鋼材でも10年以上経過すると写真の様に腐食が進みます。
 写真手前が取り替え前の腐食した鋼材、奥が新しい鋼材です。
 同じ鋼材でも常に水中に没しているものより、水面上にあって濡れたり乾いたりを頻繁に繰り返しているほうが早く腐食します。

平成29年2月24日(金曜日) 水門の塗装

水門に水密ゴムを取り付ける部分の塗装をしていますの画像
水門に水密ゴムを取り付ける部分の塗装をしています

 水門に水密ゴムを取り付ける部分は、腐食した鋼材の補修や金具の取付を行いますが、補修等が終わった部分は錆を防止するために塗装を行います。
 丈夫な塗膜ができるように、塗装は下塗り、中塗り、上塗りと何回かに分けて行います。
 昨日の天候は雨のため塗装作業ができませんでしたが、今日は晴れたので下塗り作業を行いました。

平成29年2月23日(木曜日) 通船川の鯉

通船川に大きな鯉がいましたの画像
通船川に大きな鯉がいました

 閘門を締め切って排水を行ったため、取り残されて動けなくなった魚がいました。
 閘門内に水は少し残っているので小さい魚は泳ぎ回っていますが、動けなくなった鯉を通船川に戻しました。
 大きい鯉は全長50cmくらいあります。
 通船川には鯉や鮒などの魚がたくさんいます。

平成29年2月22日(水曜日) 水門の開閉試験

門扉が開く様子が3枚の写真で表示されている

水門開閉試験の様子(左から全開、半開、全閉)

 今日は前扉(海側の水門)の開閉試験を行いました。
 通常は左右2つの水門が同時に動くのですが、写真は片側だけ動いた様子です。
 閘門底部の水門が動く部分は周りより少し高くなっており、泥などが溜まりにくい構造になっています。
 水門底部と高くなっている部分は1cm位の隙間があり接触はしていません。
 開閉試験を行って隙間が設計どおりになっているかを確認した後に水密ゴムを取り付けます。

平成29年2月21日(火曜日) 寸法測定

防舷材取付け後の寸法を測定していますの画像
防舷材取付け後の寸法を測定しています

 取付の終わった防舷材の寸法が設計どおりになっているか、測定して記録しているところです。
 取替えを行った防舷材だけではなく、ほかの部品でも取付の前後に寸法を測ります。
 使用した測定器の校正証明書も提出してもらいます。
 地味ですが、毎日このような作業を積み重ねて工事が進みます。

平成29年2月20日(月曜日) 防舷材取付

新しい防舷材をクレーンを使って取り付けますの画像
新しい防舷材をクレーンを使って取り付けます

 水門の裏側には船舶等の接触を防止するために防舷材が取り付けられています。
 防舷材は水に強く丈夫な北米産の松で作られており、大きさは30cm×30cm×310cmで一本の重さは約150kgです。
 前扉、後扉合わせて16本の防舷材を取り換える予定です。
 防舷材はクレーンを使って所定の位置に吊り込んだ後にボルトで取り付けられます。

平成29年2月17日(金曜日) 御影石

水密ゴムと接触する部分は御影石ですの画像
水密ゴムと接触する部分は御影石です

 閘門には水門の形と同じ扇形に加工された御影石が敷かれています。
 御影石は水門底部の水密ゴムと接触する部分にあり、ゴムと密着して水漏れを防いだり、水門の開閉時にゴムの滑りを良くして動きやすくしています。
 写真ではわかりにくいのですが、水門が動く時にゴムが滑った部分は白く筋になっており、御影石の模様が見られます。

平成29年2月16日(木曜日) 水密ゴムの取り外し

水門から取り外した水密ゴムが置かれている
水門の底部に取り付けられていた水密ゴムを取り外しました

 水門の底部に取り付けられている水密ゴムを交換するため、古いゴムを取り外しました。
 鋼鉄製の水門はコンクリートと接触しないように隙間が設けられています。
 この隙間の部分からの水漏れを防止するために、水密ゴムが取り付けられています。
 長年の使用によりゴムは固くなったり変形したりしますので、定期的に水密ゴムを取り換えています。

平成29年2月15日(水曜日) 水密ゴム取付金具の研磨

鉄板の表面をグラインダーで研磨している
溶接が終わった取り付け金具を研磨しています

 昨日、水門に取り付ける新しい水密ゴム部品の納入検査が終わった後に水密ゴム取り付け金具を水門に溶接して取り付けました。
 溶接した時には、取り付け金具の表面に溶接材料の燃えかすや汚れが付いてしまうので、グラインダーを使って研磨し表面を綺麗にする作業を行います。

平成29年2月14日(火曜日) 水密ゴムの検査

ブルーシートに新品のゴムを並べて数量と長さを確認しました
新しい水密ゴムと取り付け金具です

 水門には横や下からの水漏れを防ぐために水密ゴムが取り付けられていますが、15年以上経過して古くなったため新品に交換します。
 新しいゴムが兵庫県姫路市から運ばれてきたので、交換前に寸法と数量を確認しました。
 ブルーシートの上の黒い帯のようなものがゴムです。
 左が前扉用、右が後扉用、中央奥が取付金具とボルト類です。
 一番長いゴムは約12mあります。

平成29年2月13日(月曜日) 溶接と切断作業

アーク溶接の青白い火花とグラインダーのオレンジの火花が同時に写っている
左がアーク溶接、右がグラインダーを使ったボルトの切断作業です

 今日の作業は、水門側面の水密ゴム取付け金具の溶接と緩衝木材の取り外しです。
 左側の青白い火花はアーク溶接(金属同士をつなぎ合わせる方法)を行っているところです。
 右側のオレンジの火花は、グラインダーで木材を固定しているボルトを切断しているところです。
 2つの作業は隣り合っているように見えますが、左側は水門の表側、右側は水門の裏側で行っています。

平成29年2月12日(日曜日) 閘門工事見学会

閘門工事見学会に訪れた参加者のみなさんの画像
閘門工事見学会に訪れた参加者のみなさん

 今日はホームページで参加者を募集していた閘門工事見学会を開催しました。
 見学会は午前と午後の2回に分けて行いましたが、参加された皆さんはいずれも閘門に興味を持たれ、持参したカメラを手にして写真を撮影していました。
 工事現場見学会は終了しましたが、排水ポンプなどの通常の見学は随時受け付けていますので申込み方法等は山の下閘門排水機場のホームページをご覧ください。

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