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【新潟】山の下閘門修繕工事の様子(平成29年3月1日~3月22日)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0054815 更新日:2017年3月24日更新

 平成29年で建設50年となる山の下閘門排水機場では、老朽化した閘門の修繕工事を2月から3月にかけて行います。
 工事の様子をお知らせしています。

平成29年3月22日(水) 固定用金具取付

固定用金具を取り付けていますの画像
固定用の金具を取付しています

 次回の水門修繕工事を行う時に使用する専用金具の取付を行いました。
 縦横300mm、厚さ19mmの鉄製の金具をコンクリートに固定します。
 鉄パイプ等を使って金具を仮止めしてから、コンクリートに固定用ボルトを挿入する穴を開けます。
 その穴にケミカルアンカーとボルトを挿入して固まるまで24時間程度待ち、ナットを締めつけると終了です。

平成29年3月16日(木曜日) 部分検査

水門の水中部分の修繕箇所を水張り前に検査してますの画像
水門の水中部分の修繕箇所を水張り前に検査してます

 水門の修繕は順調に進んでおり、来週には締切りを撤去して閘門に水を入れて開閉試験を行う予定です。
 工事の竣工はまだ先ですが、修繕した部分が水没すると見えなくなってしまうので、発注仕様のとおりに施工されているか部分的に検査を行います。
 受注者の現場代理人と発注者の監督員の立ち会いのもと、県の検査監が検査を行っています。

平成29年3月15日(水曜日) 川霧

白い雲のような霧が立ち込めていますの画像
白い雲のような霧が立ち込めています

 今朝の山の下閘門排水機場付近の通船川、栗の木川には濃い川霧が発生しました。
 ここ1週間は、よく川霧が発生しています。
 機場の近くに工場があり、河川水が暖かいことや朝の気温が低かったことが原因と思われます。

平成29年3月14日(火曜日) 潜水電話装置

潜水電話装置の画像
潜水電話装置

 閘門の締め切りには、潜水士と陸上の作業員との細かな連絡調整が必要です。
 水中の潜水士は写真の潜水電話装置を使って陸上の作業員と会話をしています。
 潜水士に空気を送るホースに潜水電話装置の電線が付いており、水中でも電話のように有線で会話をすることができます。

平成29年3月13日(月曜日) 部内研修会

研修会の参加者に工事内容を説明していますの画像
研修会の参加者に工事内容を説明しています

 部内の職員を対象にした工事の研修会を行いました。
 参加者は、普段は別の業務を担当しているため、閘門を初めて見る人もいます。
 工事の実施には、現場の担当者だけでなく契約担当、予算担当や治水担当などいろいろな職員が関わっています。
 研修会で得られた知識は、それぞれの業務の実施に役立っています。

平成29年3月10日(金曜日) 閘室内清掃

閘室に溜まっていた木くずなどを除去していますの画像
閘室に溜まっていた木くずなどを除去しています

 締め切って水を抜いた閘室には、木くずなど大量のゴミがありました。
 水門の開閉時にゴミが挟まったりしないように、ゴミの除去を行いました。
 人力で集めたゴミを鉄製の箱に入れ、クレーンで吊り上げて集積場へ持って行きます。
 ゴミは殆どが木材の皮でした。木材の皮は水中では腐りにくいようです。

平成29年3月9日(木曜日) アーク溶接機

アーク溶接機の画像
アーク溶接機

 今回の工事で活躍したアーク(電気)溶接機です。
 放電現象による高熱を利用して金属を溶融して接合する装置です。
 エンジン式発電機などから構成されており、乾燥重量398kgです。
 燃料を入れると約430Kgになります。

平成29年3月8日(水曜日) 4号ポンプ試運転

左がポンプ吐出口の様子、右が魚を食べにきたカモメの画像
左がポンプ吐出口の様子、右が魚を食べにきたカモメ

 閘門修繕工事ではありませんが、排水機場で毎月行っている4号ポンプの試運転を行いました。
 4号ポンプは排水量が毎秒30立方メートルと大きいので、運転時は川底の泥がかき混ぜられて水が濁ります。
 また、小さな魚が水面に出てくるので多くのカモメが集まってきます。

平成29年3月7日(火曜日) 溶接

軸受部の溶接をしていますの画像
軸受部の溶接をしています

 工事も終わりに近づいています。
 写真は軸受部の部品のずれを防止するため、アーク溶接を行って金属同士をつなぎ合わせているところです。
 強烈な光が出ているので作業者は溶接面(遮光用防具)を使って目を保護しています。

平成29年3月6日(月曜日) ふれあい広場からの見学

ふれあい広場からみた閘門の風景の画像
ふれあい広場に見学者が訪れました

 山の下閘門排水機場では、場内の一部を「ふれあい広場」として一般開放しています。
 開放時間は、日曜日、祝日を除く平日の午前9時から午後3時までです。
 ふれあい広場は工事中も開放していますので、水のない閘門の様子を見学することができます。
 ご利用の際は、安全のため、立ち入り禁止表示の場所へは入らないようにしてください。

平成29年3月3日(金曜日) 潜水用送気装置

カートの中に送気装置などが入っている
潜水士に空気を送る装置です

 閘門を締め切る時に潜水士が活躍しました。
 工事現場で働く潜水士は、空気を圧縮したタンクを背負って潜水はしません。
 潜水士へは陸上からホースを使って空気を送っています。
 写真が空気を送るための装置で、空気圧縮機や圧力タンク等からできています。
 潜水作業を行う時は、潜水士のほか、陸上で潜水送気員や潜水連絡員が一緒に作業しています。

平成29年3月2日(木曜日) 工事現場の掲示物

工事受注者が設置した掲示板
受注者が工事現場に設置した掲示版

 工事現場では写真のように、工事の受注者がいろいろな標識等を掲示することが義務づけられています。
 掲示するものは、「建設業の許可票」、「労災保険関係成立票」、「建退協加入者証」、「施工体系図」のほか、緊急時の連絡体制や安全作業に関するものなどです。
 閘門修繕工事では受注者の現場代理人のほか、機械設備据付工、溶接工、塗装工、潜水士、クレーンオペレーター、特殊作業員、普通作業員など、様々な職種の人たちが安全に留意して働いています。

平成29年3月1日(水曜日) 水密ゴム取り付け

水門底部に取り付けた新しい水密ゴムの画像
水門底部に取り付けた新しい水密ゴム

 水門底部へ水密ゴムの取り付けが始まりました。
 水門の水密ゴムを取り付ける部分の錆を落として防食塗装を行った後に、水密ゴムを取り付けます。
 水密ゴムを水門に固定するには、ステンレス製の鋼材とボルト・ナットを使用します。
 写真の銀色の部分がステンレス製のゴム押さえ金具とボルトです。
 水門底部に取り付ける付ける水密ゴムはL型の断面をしており、以前に紹介した閘門底部に設置されている御影石と密着して水漏れを防ぎます。

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