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【新潟】治山事業

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0671697 更新日:2024年6月20日更新

治山事業について

 治山事業は、森林の維持造成を通じて山地災害から国民の生命・財産を守り、水源涵養や生活環境の保全・形成などを行う事業です。保安施設事業及び地すべり防止工事に関する事業からなり、それぞれ森林法第41条及び地すべり等防止法第2条の規定に基づき実施され、地域の安全と環境の保全に役立っています。
 新潟局の治山事業の管内は広く海から山に及ぶため、山地と海岸に分けて事業を紹介します。

山地の治山事業

 山地の治山事業は、山地災害から人々の生命や財産を守るために、保安林や地すべり防止区域内で山腹斜面の安定化や荒廃した渓流の復旧整備を通じて、森林の機能を維持・向上させる事業です。
具体的には、山崩れが起きたところでは、土留工や緑化工などの山腹工、台風などの大雨時に土石流などの恐れがあるところには谷止工を設置する渓間工などがあり復旧を図ります。また、治山事業で植栽した森林では、公益的機能の維持、強化のため、保育(本数調整伐等)などを実施しています。

谷止工

渓流の侵食を防止し、渓床の安定、山脚固定、土砂流出の抑止・調節するために施工します。
谷止工写真

落石予防工  

落石予防工は山腹の落下するおそれのある浮石・転石又は亀裂の多い露岩を除去又は固定して落石による災害を防止するために施工します。
落石予防工の写真

海岸の治山事業

 海岸の治山事業は、海からの風害、飛砂、潮害などの災害から農地や住宅地を守るために重要な役割を果たしています。特に、飛砂防備保安林などは、災害防止機能を高度に発揮することにより、内陸地域の生活環境を保全しています。
 このため、機能の低下した海岸保安林に対し、後背地の被害防止や軽減することを目的とした治山事業を行っています。具体的には波浪による海岸浸食に対して防潮護岸工や消波工、海岸砂地にクロマツなどを植栽し森林造成を行っています。

防潮護岸工

波浪、高潮等の侵入と海岸侵食を防止し、砂丘の基礎を保護・固定するため施工します。
防潮工写真

海岸防災林造成

海岸砂地等に森林を造成し、飛砂、潮風、波浪等の被害を抑制するため、クロマツ等を植栽します。
海岸林植栽写真
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