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【新潟】白根郷を水から守る
地形の特徴【南区(旧白根市)・加茂市の一部】
高い川に囲まれた輪中地帯
この地域は、信濃川と中ノ口川の堤防に囲まれた、東西約4~5km、南北約19kmの輪中地帯です。標高は最も高いところで約6m、最も低いところは-1mとなっています。中流部から下流部にかけては信濃川、中ノ口川の水面より低い土地が大部分をしめ、自然に排水することができないため、機械による排水が必要となっています。
これまで排水環境の整備が順次進められてきましたが、地形の特徴はそのまま残されています。
排水のしくみ
このように「地域を水から守る」施設が様々な形で機能していますが、想定を超える雨が降った時などは、浸水被害が生ずる可能性も残されています。
平成23年の新潟・福島豪雨では、3日雨量で352mmの豪雨があり、約1,100haの農地で浸水被害が発生しました。
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